みなさんこんにちは。西京区で自然素材あつかう工務店「あまねこう」の中川です。
先日、知人から相談されたある話。住んでいるマンションの残債を一括で返済する、しない等々のお話しでした。そのマンションは住宅金融公庫で借りて購入したと。
公庫！今となっては懐かしい響きです。住宅金融公庫という公的な金融機関は無くなってしまいましたが、その事業を引き継いだ住宅支援機構のお話です。
さて、みなさんは「フラット35」という住宅ローンのことを聞いたことがあると思います。これは簡単に書くと、民間金融機関それぞれの審査基準によらず、国が住宅購入者のために取り扱いやすくした住宅ローンのことです。
最大の特徴は、金利の変動不安を避けるために、長期間固定金利で借りることができます。35年返済で住宅ローンを借りても、最後まで支払い金額が（ほぼ）変わらないという仕組み。
民間の住宅ローンを利用すると、金利が上昇すると支払い額も上昇し、生活不安に陥いる可能性があります。住宅購入者の需要喚起も図る経済政策でもあるわけです。
民間金融機関の場合、自営業者の方々は、住宅ローンが借りにくいという実際の事情があるのですが、フラット35はそういった審査の区別がありません。
また、最新性能の住宅。例えば省エネであるとか、長期優良住宅であるとか、基準を満たすと、低い金利で融資を受けることができるという特典もあるんです。
民間の住宅ローンとどっちが良いか悪いか、というのは購入計画やその他の諸条件で判断が分かれると思います。ご利用を考えている方は、遠慮なくあまねこうにご相談ください。
