
住まいづくりを考え始めると、
「住宅ローンの事前審査って何?」
「本審査とは何が違うの?」
「事前審査に通れば安心なの?」
という疑問を持つ方も多いでしょう。いや、「それってなに?」と思う人の方が多いかもしれません。
住宅ローンには「事前審査」と「本審査」があり、それぞれ役割が異なります。
今回は住まいづくり初心者の方に向けて、事前審査と本審査の違いについて分かりやすく解説いたします。
住宅ローンには「事前審査」と「本審査」があります

住宅ローンの審査は一般的に二段階で行われています。
まず行うのが事前審査(仮審査)。
その後、売買契約や工事請負契約などを経て行われるのが本審査です。
どちらも住宅ローンを借りるための審査ですが、実は目的や確認する内容が異なります。
事前審査とは?
事前審査とは、
「どのくらいの金額を借りられそうか」
その他、大まかの項目を金融機関が判断するための審査です。
住まいづくりを進める前の比較的早い段階で行われることが多いと思います。
事前審査で確認されること
事前審査では主に、
・年収
・勤務先
・勤続年数
・借入状況
・過去の返済履歴
などが確認されます。
金融機関によって多少異なるのですが、簡単に言うと
「住宅ローンを返済できる見込みがあるか」
を確認するための審査と考えると分かりやすいでしょう。
住まいづくりで事前審査が重要な理由
事前審査を行うことで、
「予算の目安」
が分かります。
例えば4,000万円の家を検討していても、住宅ローンの借入可能額が希望と異なれば計画の見直しが必要になることがあります。
そのため土地探しやプラン作成の前後で事前審査を行うことがオススメです。
本審査とは?

本審査は、
住宅ローンを正式に借りるための審査です。
事前審査よりも詳細な確認が行われます。
本審査で確認されること
本審査では、
申込者の情報だけではなく、
・購入する土地や建物
・売買契約書
・工事請負契約書
・登記関係の書類
なども確認されます。
金融機関にとっては、
「本当に融資して問題ないか」
を最終判断するための審査になるわけです。
本審査の後に住宅ローン契約へ進みます
本審査に承認されると、
金銭消費貸借契約(住宅ローン契約)を行い、融資実行へ進みます。
住まいづくりにおいて非常に重要な手続きです。
事前審査に通っても本審査で落ちることはある?

「事前審査に通っても本審査で落ちることはあるんですか?」
あります。
ただし頻繁に起こるわけではありません。
例えば、
・転職をした
・自動車ローンを新たに組んだ
・カードローンを利用した
・クレジットカードの支払いに問題があった
などの場合は注意が必要です。
事前審査の後も、借入状況や勤務状況を大きく変えないことが大切です。
家づくりでは早めの事前審査がおすすめです

住宅ローンの相談を受けていると、
「家の計画が固まってから審査を受けよう」
と考えている方もいらっしゃいます。
しかし実際には、
早めに事前審査を行うことで予算が明確になります。
その結果、
・土地選び
・建物の計画
・資金計画
が進めやすくなります。
家づくりをスムーズに進めるためにも、早めの相談がおすすめです。
まとめ|住宅ローンは事前審査から始まります

住宅ローンには、
・事前審査
・本審査
の二段階があります。
事前審査は借入可能額の目安を確認するためのもの。
本審査は実際に融資を受けるための最終確認です。
それぞれの違いを理解しておくことで、住まいづくりをよりスムーズに進めることができます。
なお、住宅ローン審査そのものについて詳しく知りたい方は、以前の記事
→ 「住宅ローン審査とは?家づくり初心者が知っておきたい基礎知識」
もあわせてご覧ください。
また、住宅ローンにおける注意点として、
→ 「住宅ローン代行手数料は違法?不動産会社・建築会社に相談する前に知っておきたいこと」
こちらも参考になると思います。
住まいづくりや住宅ローンで分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
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この記事を書いた人

中川 高士
中川 高士(あまねこう代表)
大手ハウスメーカーから地域ビルダー、小規模工務店まで30年以上の建築経験を持つ。
営業から現場管理まで一貫して携わり、現在は京都で自然素材を活かした住まいづくりを提案。
10年後に「この家でよかった」
と思える暮らしが増えることで、地域が豊かになることを目指す。
【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員
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