みなさんこんにちは。
京都市で住まいづくりを手掛ける「あまねこう」の中川です。

愛犬と暮らしていると、

「家の中、結構な犬のにおいが充満してない?」

と気になることがあります。

来客前に消臭スプレーを使ったり、芳香剤を置いたりする人もいると思います。

でも、その香り、

人には心地よくても、愛犬には強すぎるかもしれません。

犬は、人よりもにおいに敏感な動物です。

だから愛犬と暮らす家では、犬のにおいを別の香りで隠すことより、強い香りに頼らなくても過ごせる室内環境を考えてみてほしいと思っています。

犬は人よりにおいに敏感|「いい香り」が同じとは限らない

犬にとって嗅覚は、周囲を知るための大切な感覚です。

人なら「ほんのり香る程度」と感じていても、犬にはもっと強い刺激として感じられている可能性があります。

ということは、人が好きな香り=犬も快適

とは限らないわけです。

我が家でも、香りのあるスプレーなどを使った時、遠くに離れている愛犬がくしゃみをしている、ということがよくあります。

もちろん、消臭剤や芳香剤を使ってはいけないという話ではありません。

製品によって成分も濃度も違いますし、使い方もさまざまです。

ただ、愛犬が長い時間を過ごす室内だからこそ、

「この香りは本当に必要なのかな?」

と一度考えてみてもいいと思います。

犬のにおい対策で消臭剤・芳香剤に頼りすぎていない?

ソファの上でくつろぐチワワ

犬のにおいが気になると、どうしても「何かを足して消そう」と考えがちです。

消臭スプレーを使う。

芳香剤を置く。

香りの強い洗剤でベッドやマットを洗う。

でも、においの原因が残ったままでは、別の香りを重ねても根本的な解決にはなりません。

しかも、犬は自分で芳香剤を別の部屋へ移動させることも、スプレーを止めることもできません。

人にとっては気にならない程度でも、犬にとっては長時間その香りの中で過ごすことになります。

ここは、愛犬側から見た室内環境として考えておきたいところです。

天然の香りなら犬にも安心とは限らない

アロマや精油なども、「天然だから犬にも安心」とは単純には言えません。

天然由来のものであっても、香り成分そのものは化学物質です。

種類や濃度、使い方によって犬への影響も異なります。

大切なのは、天然か人工かだけで判断するのではなく、愛犬が過ごす空間に強い香りを必要以上に加えないことだと思います。

犬のにおいは「香りで隠す」前に原因を減らす

テーブルの下に潜り込んで寝ている子供と犬

犬と暮らす家のにおいは、犬そのものだけが原因とは限りません。

ベッドやマット、トイレまわり、抜け毛や皮脂など、犬がよく使う場所ににおいが残ることもあります。

中川も柴犬と室内で暮らしていますが、特にマットなどは毛だけでなく、においも残りやすくなります。

ですので、中川は

香りを足す前に、まずにおいの元を減らす。

こちらを先に考えるようにしています。

犬のにおいが残る原因や換気については、

→『犬を飼っている家が臭いと感じたら。室内犬の臭い対策は換気と家づくりで変えられます』

上記の記事で詳しく書いています。

愛犬と暮らす家は「強い香りがなくても心地いい」を目指す

滑り止めマットの上で遊ぶ柴犬

家づくりで考えられることもあります。

例えば、犬が使うマットやベッドを洗いやすくする。

抜け毛や汚れがたまりにくい床にする。

トイレまわりを掃除しやすくする。

そして、室内の空気がきちんと入れ替わるようにする。

こうしたことを積み重ねれば、においが気になるたびに消臭剤や芳香剤に頼ることをも少なくなると思います。

内装材でにおい対策を補う方法もある

壁や天井の素材を工夫する方法もあります。

例えば、あまねこうで使っている漆喰のように、におい成分の吸着が期待できる内装材を取り入れることも一つです。

ただし、漆喰を使えば掃除や換気が不要になるわけではありません。

発生源を減らす。
掃除する。
換気する。
そのうえで素材にも助けてもらう。

このくらいの位置づけで考えるのが自然だと思っています。

漆喰と愛犬との暮らしについては、

→『漆喰(しっくい)は愛犬との暮らしにピッタリです』

という記事で紹介しています。

壁に漆喰を塗る様子

愛犬家住宅は「人にいい香り」だけで考えない

犬と暮らしていれば、多少の犬らしいにおいがするのは自然なことです。

そのにおいをなくそうとして、家中を強い香りで満たす。それが本当に、愛犬にとっても心地いい家なのか。

一度考えてみてもいいのではないでしょうか。

人にとって心地いいことと、犬にとって心地いいことは、必ずしも同じではありません。

愛犬家住宅だからこそ、人の「においが気になる」というストレスだけでなく、愛犬が毎日どんな空気の中で過ごしているのかまで考えたい。

中川は、そんな家の方が、人にも愛犬にも心地よく暮らせるのではないかと思っています。

京都市で家を建てるなら
地元の工務店へ

京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。

たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。

そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。

土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。

この記事を書いた人

中川 高士

中川 高士(あまねこう代表)

大手ハウスメーカーから地域ビルダー、小規模工務店まで30年以上の建築経験を持つ。

営業から現場管理まで一貫して携わり、現在は京都で自然素材を活かした住まいづくりを提案。

10年後に「この家でよかった」
と思える暮らしが増えることで、地域が豊かになることを目指す。

【保有資格・公的な役職】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産評価審査委員会委員

保有資格と住まいづくりへの活かし方を見る →

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