
土地なしで家づくりを始めるなら、まず「住まいの選択肢」を知ろう
「そろそろ家が欲しいな」
そんな話が家族の中で出たとき、みなさんなら何から始めますか?
住宅展示場へ行く。
住宅会社のイベントに参加してみる。
間取りを妄想する、想像する。
これらは楽しい家づくりの一つですね。
でも、まだ土地を持っていないのであれば、その前に一度考えてほしいことがあります。
そもそも、自分たちはどんな住まいを選ぶのか?
家を持つ方法は、注文住宅だけではありません。
建売住宅、新築マンション、中古戸建てを購入してリノベーションする方法、中古マンションを購入してリノベーションする方法もあります。
みなさんこんにちは。京都市で住まいづくりを手がける「あまねこう」です。
お盆は、帰省したり家でゆっくり過ごしたりと、家族で話す時間が増える時期だと思います。
もしも住まいの購入などの話が進みそうなら、まずは家族で、これから紹介する「5つの住まいの選択肢」について話してみてください
- 1. 土地なしで家づくりを始めるなら、まず「住まいの選択肢」を知ろう
- 2. 家づくりは何から始める?まず知っておきたい5つの選択肢
- 3. 注文住宅とは?自由度の高い家づくり
- 4. 注文住宅と建売住宅の違いは?実物を見て選べる建売住宅
- 5. 戸建てとマンションどっち?新築マンションという選択肢
- 6. 新築と中古どっち?中古戸建て+リフォーム・リノベーション
- 7. 中古マンションを購入してリノベーションする選択肢
- 8. 注文住宅・建売・マンション・中古住宅を価格だけで比較しない
- 9. お盆に家族で「どの住まいが合っている?」を話してみる
- 10. 家づくりの最初は「5つの住まいの選択肢」を知ることから
家づくりは何から始める?まず知っておきたい5つの選択肢

これから住まいを購入する場合、大きく分けると次のような選択肢があります。
① 注文住宅を建てる
② 建売住宅を購入する
③ 新築マンションを購入する
④ 中古戸建てを購入してリフォーム・リノベーションする
⑤ 中古マンションを購入してリフォーム・リノベーションする
最初から「注文住宅を建てる」と決めている方もいるでしょう。
一方で、まだそこまで決まっていないなら、最初から選択肢を狭める必要はありません。
それぞれの特徴を知ってから、自分たちに合う住まい方を考えてみましょう。
注文住宅とは?自由度の高い家づくり

注文住宅の大きな特徴は、土地や家族の暮らし方に合わせて住まいを考えられることです。
間取りだけではなく、素材や住宅性能、設備、外観、庭などについても考えながら家づくりを進められます。
もちろん、土地を持っていない場合は土地探しも必要です。
そして忘れてはいけないのが、家づくりに必要なのは建物のお金だけではないということ。
土地代、建物代、外構工事、登記費用、住宅ローンに関する費用なども含めて、家づくり全体の予算を考える必要があります。
「自分たちの暮らしに合わせて家をつくりたい」という方にとっては、注文住宅は有力な選択肢になるでしょう。
ただし、土地を購入して注文住宅を建てるなら、いきなり間取りを考えるのではなく、その土地について環境や法令などをきちんと調べることも忘れないでください。
注文住宅と建売住宅の違いは?実物を見て選べる建売住宅

建売住宅は、土地と建物がセットになって販売されている家のことです。
すでに完成している物件なら、実際の建物を見ながら購入を検討できるのが大きな特徴です。
部屋の広さや日当たり、窓からの景色、周辺環境などを確認しながら、
「ここなら暮らせそう」
と具体的に判断できるのが安心です。
なにより、注文住宅と比べて入居までの期間を短くしやすいのも特徴です。
一方で、
すでに建物が完成していれば、間取りや素材、設備などを自由に変更することは難しくなります。
自分たちに家を合わせる注文住宅か、完成した家の中から自分たちに合うものを探す建売住宅か。
この違いは、ぜひ家族で話しておきたいポイントです。
戸建てとマンションどっち?新築マンションという選択肢

「家を買う」と考えると、戸建てを思い浮かべる方もいるかもしれません。
しかし住みたい場所や暮らし方によっては、新築マンションが合っていることもあります。
駅からの距離や通勤、買い物のしやすさ、セキュリティ、共用部分の管理など、マンションには戸建てとは違った特徴や魅力があります。
一方で、購入後も管理費や修繕積立金などの経費が必要です。
駐車場を利用するなら、その費用が必要になる場合もあります。
また、マンションでは管理規約があり、戸建てのように建物や敷地をすべて自由に使えるわけではありません。
戸建てかマンションかを考えるときは、建物だけではなく「どこで、どんな生活をするのか」まで含めて比べることが大切です。
新築と中古どっち?中古戸建て+リフォーム・リノベーション


新築だけではなく、中古戸建てを購入してリフォームやリノベーションをする方法もあります。
特に、
「住みたい地域は決まっているけれど土地が見つからない」
という場合、中古戸建てまで対象を広げれば選択肢が増えることがあります。
既存の建物を活かしながら、キッチンや浴室を交換したり、内装を変えたり、場合によっては間取りを変更したりすることもできます。
ただし、中古住宅は建物によって状態が大きく違います。
構造や劣化状況、断熱性能、耐震性能、法規制など、購入前に確認しておきたいことがあります。
購入してから、
「思っていたリノベーションができない」
「想定以上に改修費用が必要だった」
とならないためにも、中古戸建ては物件価格だけで判断しないことが重要です。
中古マンションを購入してリノベーションする選択肢


中古マンションを購入して、自分たちの暮らしに合わせてリフォーム・リノベーションする方法もあります。
例えば、
「この場所には住みたい。でも、この間取りでは暮らしにくい」
という場合です。
立地や建物そのものは変えられなくても、室内についてはリノベーションによって変えられる可能性があります。
ただし、マンションには専有部分と共用部分があります。
玄関ドアや窓、配管など、個人の判断だけでは変更できない部分もあります。
さらにマンションごとに管理規約があるため、希望する工事ができるかどうかを購入前に確認しておくことも大切です。
中古マンション+リノベーションを考えるなら、物件探しとリノベーションを別々に考えないことがポイントです。
注文住宅・建売・マンション・中古住宅を価格だけで比較しない

いかがでしょうか。ここまで5つの選択肢を紹介しました。
そこで注意したいのが、
「どれが一番安い?」だけで選ばないことです。
例えば、中古住宅は新築より物件価格が安くても、大規模なリノベーションが必要になれば、その分の費用がかかります。
注文住宅なら、建物以外にも土地、外構、登記などさまざまなお金が必要です。
マンションなら、購入後も管理費や修繕積立金などが必要になります。
そのため、
「物件はいくらなのか」ではなく、「そこで暮らし始めるまで、そして暮らし始めてから何にお金がかかるのか」
まで考えて比較してみてください。
お盆に家族で「どの住まいが合っている?」を話してみる

京都独特のうなぎの寝床での施工例
お盆だからといって、住宅展示場へ行ったり、不動産会社へ相談したりする必要はありません。
まずは家族で、
「戸建てとマンション、どっちがいい?」
「新築じゃないとダメ?」
「中古住宅を買ってリノベーションするのはどう?」
「注文住宅と建売だったら、どちらが自分たちに合いそう?」
そんな話をしてみるだけでも十分です。
夫婦や家族だから同じ考えだと思っていても、実際に話してみると結構と違うと。
「駅の近くに住みたい」
「小さくても庭がほしい」
「中古でもいいから住む場所を優先したい」
「せっかくなら自分たちに合わせた家を建てたい」
こうした違いが分かることも、家づくりを始めるための大切な一歩です。
家づくりの最初は「5つの住まいの選択肢」を知ることから
家づくりを考え始めたからといって、すぐに土地を探したり、住宅会社を決めたりする必要はありません。
注文住宅、建売住宅、新築マンション、中古戸建て+リノベーション、中古マンション+リノベーション。
まずは、この5つの住まいの選択肢を考えてみませんか。
どれが正解ということではありません。
予算、住みたい場所、入居したい時期、そして家族が住まいに求めるものによって、選択肢は変わります。
家族が集まるお盆。
これから家づくりを考えているなら、
「私たちは、どんな方法で家を持つのか?」
まずはそんな話から始めてみてはいかがでしょうか。
京都市で家を建てるなら
地元の工務店へ
京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。
そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。
この記事を書いた人

中川 高士
中川 高士(あまねこう代表)
大手ハウスメーカーから地域ビルダー、小規模工務店まで30年以上の建築経験を持つ。
営業から現場管理まで一貫して携わり、現在は京都で自然素材を活かした住まいづくりを提案。
10年後に「この家でよかった」
と思える暮らしが増えることで、地域が豊かになることを目指す。
【保有資格・公的な役職】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産評価審査委員会委員
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