住まいづくりを進めていると、

「住宅ローンのお手伝いをします」

という話を不動産会社や建築会社から受けることがあります。

その際、

「住宅ローン代行手数料」
「住宅ローン斡旋料」
「ローンサポート費用」

といった名目で費用が発生しているケースがあります。

ところで、この費用は一体何なのでしょうか。

インターネットで調べると、

「違法」
「合法」
「グレーゾーン」

さまざまな情報が出てくると思います。

そこで今回は、住まいづくり初心者の方向けに、住宅ローン代行手数料について整理してみたいと思います。

結論|住宅ローン代行手数料は
一概に合法とは言えません

先に結論からお伝えします。

住宅ローン代行手数料は、

「すべて合法」

とも、

「すべて違法」

とも言えません。

実際には、

・どのような会社が受け取るのか
・どのような業務を行うのか
・どのような説明がされているのか

によって考え方が変わります。

特に不動産会社と建築会社では、法律上の立場も異なります。

そのため、

「住宅ローン手数料があるから怪しい」

ではなく、

「何の費用なのか」

を確認することが大切です。

住宅ローン代行手数料とは?

住宅ローン代行手数料とは、

住宅ローンの申し込みや手続きをサポートする際に請求される費用のことです。

例えば、

・金融機関の紹介
・必要書類の確認
・申込手続きのサポート
・金融機関との日程調整
・金銭消費貸借契約の日程調整

などが含まれることがあります。

不動産会社や住宅会社によっても文言が違いますので、住宅ローンの斡旋に関する業務だと思ってもらえれば良いでしょう。

住まいづくりでは初めて住宅ローンを利用する方がほとんどです。

そのため、

「何を準備したら良いかわからない」

という方にとっては、サポートそのものには一定の価値があると思います。

不動産会社の場合は慎重な考え方が必要です

不動産会社の場合、宅地建物取引業法によって仲介手数料の上限が定められています。

そのため、住宅ローンの紹介や手続きサポートに対して別途費用を受け取ることについては、国土交通省や宅建業界では慎重な見解が示されています。

実際に、

「住宅ローンの紹介は仲介業務の一部ではないか」

という考え方もあります。

不動産会社は売買契約が成立した際、法律で定められた仲介手数料を受け取ることができます。

そのため、

「住宅ローンの手続きも仲介業務の一部ではないか」

という考え方から、別途報酬を受け取ることについて問題視されるわけです。

不動産会社から住宅ローン代行手数料の説明を受けた場合は、

・何の費用なのか
・どのような業務に対する対価なのか

など確認しておくことが大切です。

建築会社の場合は少し考え方が異なります

一方で建築会社の場合は、宅建業法における仲介手数料の考え方とは異なります。

住宅会社によっては、

・資金計画
・金融機関選び
・住宅ローン相談

などを住まいづくりのサービスの一部として無償で行っています。

また、会社によっては有償サービスとして提供しているケースもあります。

そのため、

「建築会社が住宅ローンのサポート費用を受け取ること=違法」

とは単純に言えません。

大事なのは、

何をしてくれるのか。

その費用はいくらなのか。

事前に説明があるのか。

という点だと思います。

住宅ローンの相談は、家づくりの予算や計画そのものに関わることです。

建築会社がどこまでサポートするのかは、会社ごとの考え方によって異なります。

住宅ローン代行手数料を確認する
3つのポイント

住宅ローン代行手数料について説明を受けた際は、下記3つを確認しておくと安心です。

何の費用なのかを確認する

まず確認したいのは、

「何に対する費用なのか」

です。

住宅ローンの紹介なのか。

書類作成のサポートなのか。

金融機関との調整なのか。

内容によって受け取り方も変わります。

金額の根拠を確認する

費用が発生する場合は、

なぜその金額になるのか。

どこまで対応してもらえるのか。

を確認しておきましょう。

費用だけを見るのではなく、サービス内容を確認することが大切です。

契約前に確認する

住宅ローン代行手数料に限らず、住まいづくりのお金に関することは契約前に確認することが重要です。

後から

「聞いていなかった」

となるとトラブルの原因になります。

わからないことは遠慮なく質問しましょう。

京都市の家づくりでも知っておきたい
お金の話

京都市で住まいづくりをしていると、

土地代
建築費
諸費用

など、さまざまなお金が必要になります。

住宅ローン代行手数料も、その中の一つとして説明されることがあります。

大切なのは、

「支払うか、支払わないか」

ではなく、

「何に対して支払うのか」

を理解することです。

住まいづくりは金額が大きいからこそ、納得しながら進めたいですね。

まとめ|住宅ローン代行手数料は
内容を理解して判断することが大切

住宅ローン代行手数料は、

「すべて違法」

とも、

「すべて合法」

とも言えません。

不動産会社と建築会社では立場も異なりますし、実際に行われる業務内容も異なります。

改めて大切なのは、

・何の費用なのか
・どのような業務を行うのか
・事前に説明されているのか

を確認することです。

住まいづくりでは、住宅ローンも大切な計画の一部です。

不安なことや疑問があれば、そのままにせず確認しながら進めることをおすすめします。

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あまねこう代表のプロフィール

この記事を書いた人

中川 高士

中川 高士(あまねこう代表)

大手ハウスメーカーから地域ビルダー、小規模工務店まで30年以上の建築経験を持つ。

営業から現場管理まで一貫して携わり、現在は京都で自然素材を活かした住まいづくりを提案。

10年後に「この家でよかった」
と思える暮らしが増えることで、地域が豊かになることを目指す。

【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員

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