住まいづくり|税金の不安を減らしましょう
みなさんこんにちは。京都市で住まいづくりを手掛ける「あまねこう」の中川です。
個人的なことなのですが、先日固定資産税を支払いました。
毎年のことなのですが、家づくり、住まいづくりをこれから考える方にとっては大きな不安だと思います。そんなわけで、私も当事者として今回のブログをお届けします。
家を買ったあとも、毎年かかるお金があります

では早速、固定資産税の話へ。
家づくりのご相談の中でお金の話になると、話題の中心は住宅ローンになります。
毎月いくら返済するのか。
頭金はいくら必要なのか。
金利は固定がいいのか、変動がいいのか。
これはこれでとても大切な話です。が、家を買ったあとにかかるお金は、住宅ローンだけではありません。
そのひとつが、固定資産税です。
はじめて家を買う方にとっては、あまりピンとこないかもしれません。
賃貸に住んでいると、家賃や共益費は毎月払っていても、固定資産税を自分で払うことは基本的にありません。
なので、家を買ってから
「え、こんなお金も毎年かかるの?」
と感じる方もいらっしゃると思います。
今日は、これから家を建てる方、家を買う方に向けて、固定資産税について少し書いてみたいと思います。
固定資産税は、家を持ち続ける限り毎年かかります

結論から言うと、固定資産税は、土地や建物を持っている限り毎年かかるお金です。
家を買ったときだけ払うものではありません。
一度払って終わり、というものでもありません。
土地を持っている。
建物を持っている。
そうすると、毎年、固定資産税がかかります。
つまり、家づくりの予算を考えるときは、
「住宅ローンを払えるか」
だけではなく、
「毎年かかる税金も含めて暮らしていけるか」
ということも考える必要があるわけです。
ここを見落としてしまうと、家を建てたあとに少ししんどく感じることがあります。
固定資産税とは?

固定資産税とは、土地や建物などの固定資産にかかる税金です。
家を買ったり、土地を所有したりすると、毎年、自治体から納税通知書が届きます。
その通知書に書かれている金額を、決められた期限までに納めることになります。
難しく考える必要はありません。
家を持つということは、その家や土地に対して毎年税金がかかる。
まずはこのくらいの理解で良いと思います。
細かい金額は、土地の場所や広さ、建物の評価などによって変わります。同じ京都市内でも、土地や建物の条件によって金額は違います。
というわけで、誰かの家の固定資産税を聞いて、
「うちも同じくらいかな」と単純に考えてはいけません。
固定資産税はいつ払うの?

固定資産税は、一般的には一括で支払うか、分割(4回)にて納めます。
京都市でも、固定資産税と都市計画税の納期は一括か4回での支払いです。
ここで大切なのは、
「毎月の住宅ローンとは別に、まとまった支払いがやって来る」
ということです。
毎月少しずつ引き落とされる住宅ローンとは違い、納税通知書が届いてから支払うため、家計の中で急な出費のように感じます。
もちろん、毎年のことなので、急な出費ではありません。ただ、はじめて家を持つ方にとっては、最初のうちはちょっと驚くかもしれません。
だからこそ、固定資産税は最初から年間の支出として考えておく方が安心です。
家を買ったあとにかかるお金は
固定資産税だけではありません

家を持つと、固定資産税以外にもお金がかかります。
たとえば、都市計画税。
ほとんどの地域では固定資産税とあわせて都市計画税の請求がきます。
その他、マンションであれば、管理費や修繕積立金があります。
駐車場代も必要でしょう。
戸建ての場合は、毎月の管理費や修繕積立金はありませんが、その代わりに外壁、屋根、水まわり、給湯器、設備などのメンテナンス費用を自分たちで考えておく必要があります。
火災保険や地震保険もあります。
家を買うときは、どうしても建物の価格や土地の価格に目が向きます。
でも、住まいは買って終わりではありません。
暮らし続けるためのお金も必要です。
固定資産税は家づくりの予算に入れておきたい

住まいづくりで大切なのは、月々の住宅ローンだけで判断しないことです。
たとえば、
「毎月の返済がこれくらいなら大丈夫」
と思っていても、固定資産税、保険、メンテナンス費用、光熱費などが重なると、思っていたより余裕がなくなることがあるかもしれません。
特にこどもがいるご家庭では、教育費や習いごと、車の維持費、日々の食費などもあります。
旅行に行きたいこともあると思います。
外食を楽しみたい日もあると思います。
家を建てることだけに予算を使いすぎてしまうと、住み始めてからの暮らしが窮屈になることがあります。
せっかく家を建てたのに、毎月の支払いに追われてしまう。これは、できれば避けたいところです。
だから私は、
「借りられる金額」
ではなく、
「暮らしながら払える金額」
で考えることが大切だと思っています。
新築住宅では軽減措置があることもあります

固定資産税には、新築住宅の軽減措置がある場合があります。
一定の条件を満たすと、建物部分の固定資産税が一定期間軽減されるわけです。
これはありがたい制度です。
ただし、ここで注意したいのは、軽減期間が終わると税額が変わるという点です。
最初の数年だけを見て、
「このくらいなら大丈夫」
と思っていると、後から負担が増えたように感じることがあります。
制度の細かい内容は時期や条件によって変わることがありますので、実際に家を建てるとき、買うときには自治体や専門家に確認することが大切です。
ここでは、細かい制度を覚えることよりも、
「固定資産税は毎年かかる」
「軽減が終わったあとも考えておく」
この2つを知っておいていただければ良いと思います。
固定資産税を知らずに家を買うと、
あとで驚くことがあります

固定資産税は、知らなかったからといって払わなくてよいものではありません。
納税通知書は届きます。そして、毎年かかります。
家を買う前は、土地代、建物代、諸費用、住宅ローンのことを考えるだけでも大変です。
そこに固定資産税まで考えるのは、少し面倒かもしれません。
けれども、家を持つということは、こうしたお金も含めて暮らしを考えるということです。
最初から知っていれば、そんなに怖い話ではありません。
年間でどれくらいかかりそうか。
どの時期に支払いがあるのか。
住宅ローンとは別に、毎年のお金として見ておく。
これだけでも、かなり安心感は変わります。
住まいづくりでは「建てるお金」と
「暮らし続けるお金」を分けて考えましょう

住まいづくりでは、どうしても建てるお金に意識が向きます。
土地にいくら。建物にいくら。
外構にいくら。諸費用にいくら。
でも、それと同じくらい大切なのが、暮らし続けるお金です。
固定資産税。都市計画税。
光熱費。保険料。
メンテナンス費用。将来のリフォーム費用。
こうしたお金は、家を建てたあとに関係してきます。
あまねこうでは、住まいづくりを考えるときに、建物そのものだけではなく、暮らし始めてからの負担もできるだけ一緒に考えたいと思っています。
毎日が心地いいには理由があります。
その理由の中には、間取りや素材だけでなく、無理のないお金の計画も含まれていると思います。
まとめ|固定資産税は、家を持つ前に知っておきたい大切なお金です

おさらいします。
固定資産税は、家を買ったあとに毎年かかるお金です。
土地や建物を所有している限り、毎年の支出として考えておく必要があります。
はじめて家を買う方にとっては、あまりなじみのない税金かもしれませんが、家を持つなら知っておきたい大切なお金です。
そして住宅ローンだけで予算を考えるのではなく、固定資産税や保険、メンテナンス費用まで含めて考えること。
建てるお金だけではなく、暮らし続けるお金も考えること。無理のない住まいづくりにつなげましょう。
家は、建てて終わりではありません。そこから毎日の暮らしが始まります。
だからこそ、家を買ったあとに毎年かかるお金も、住まいづくりの大切な一部として考えておきたいです。

追伸:
中川は実は、京都府向日市の固定資産税評価委員会の委員です。
固定資産税を滞納したら、どえらいことになりそうです。
(納税いたしました)
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京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。
そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。
この記事を書いた人

中川 高士
中川 高士(あまねこう代表)
大手ハウスメーカーから地域ビルダー、小規模工務店まで30年以上の建築経験を持つ。
営業から現場管理まで一貫して携わり、現在は京都で自然素材を活かした住まいづくりを提案。
10年後に「この家でよかった」
と思える暮らしが増えることで、地域が豊かになることを目指す。
【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員
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