早速ですが、住まいづくり、家づくり、

何からスタートしますか?
多くの方が考えるのは間取りやキッチン、お風呂などの設備ではないかなと思います。

そして、その中でも外構工事は「建物が完成してから考えよう」と後回しになりがちです。

外構工事は建物完成後でも施工可能です。

しかし、実際の工事現場では外構計画を後回しにしたことで、思わぬ手間や追加費用が発生するケースがたくさんあるんです。

その理由のひとつが、地面の中に隠れている「屋外配管」。

今回は、家づくりの際に知っておきたい屋外配管と外構工事の関係についてお話しします。

外構工事は建物完成後でもできる?

結論から書くと、外構工事は建物完成後でも施工可能です。

実際に、

  • 建物完成後に駐車場を施工する
  • 入居後に庭づくりをする
  • 数年後にカーポートを設置する

というケースも結構あります。

けれど、建物工事の段階で外構計画が決まっているかどうかで、工事の進めやすさや費用が大きく変わることがあるんです。

その大きな理由が屋外配管です。

屋外配管とは何でしょうか?

住宅の敷地には、さまざまな配管が埋設されています。

例えば、

  • 給水管
  • 排水管
  • 雨水配管
  • ガス配管

などです。

普段は地面の下に隠れているため意識することはないと思います。しかし、これらは住まいを支える大切な設備です。

また、配管は最短距離で施工するとは限りません。

建物配置や敷地形状、将来のメンテナンスなどを考慮して計画されています。

そのため、後から外構計画を変更しようとすると配管位置が影響する場合があります。

外構を後回しにすると起こること

希望の位置に門柱や植栽を設置できない

外構計画を後から考えた際、

「ここに門柱を設置したい」

と思っても、その下に配管が通っている場合があります。

施工方法によって対応できるケースもありますが、計画変更や追加工事が必要になることが多々あります。

駐車場工事のやり直しが発生することがある

駐車場のコンクリート施工後に配管工事が必要になると、コンクリートを一部撤去して復旧しなければならない場合があります。

こうなると費用面にも大きく影響するため、できれば避けたいところです。

将来のメンテナンスがしにくくなる

また、配管には点検や清掃が必要になる場合があります。

例えば、排水桝(ます)の上を完全に塞いでしまうと、将来の点検作業が難しくなります。さらに、後で外構計画を考えると桝の位置が干渉し、希望通りにいかないことも。

そうなると、大きなストレスにもなり、メンテのことなど住み始めた後のことにまで影響します。

京都市の家づくりでは特に注意したいポイント

京都市では、

  • 敷地が比較的コンパクト
  • 隣地との距離が近い
  • 高低差のある土地も結構多い

といった特徴があります。

そのため、建物だけでなく敷地全体を見据えた計画が重要になります。

特に駐車場の位置やアプローチ、雨水処理などは早い段階で方向性を決めておくことが大切です。

建物と外構を別々に考えるのではなく、敷地全体で計画することが結果的に住みやすさにつながります。

外構は「最後の工事」ではなく家づくりの一部です

外構工事というと、

「建物ができてから考えるもの」

というイメージを持つ方が多いのに驚きます。

しかし実際には、建物の配置や配管計画とも関係しており、家づくりの初期段階から意識しておくことで無駄な工事や追加費用を防げることがあります。

もちろん細かなデザインまで決める必要はありません。

ただ、

  • 駐車場はどこに作るか
  • 庭をどう使いたいか
  • 将来カーポートは必要か

といった方向性だけでも考えておくと、スムーズな住まいづくりにつながります。

まとめ|建物と外構を一緒に考えることが大切

屋外配管は普段目にすることがありません。

お客様が外構計画との関係を見落とすのは当然です。

建物が完成してからでも外構工事はできますが、早い段階で敷地全体の使い方を見通しておくことで、将来の変更や追加工事を減らせる可能性が高くなります。

建物は家づくり。
住まいづくりは建物だけでなく、駐車場や庭、アプローチなど、毎日の暮らしを考えることです。

外構は最後の工事ではなく、住まいづくりの一部として考えてみましょう。

京都市で家を建てるなら
地元の工務店へ

京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。

たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。

そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。

土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。

あまねこう代表のプロフィール

この記事を書いた人

中川 高士

中川 高士(あまねこう代表)

大手ハウスメーカーから地域ビルダー、小規模工務店まで30年以上の建築経験を持つ。

営業から現場管理まで一貫して携わり、現在は京都で自然素材を活かした住まいづくりを提案。

10年後に「この家でよかった」
と思える暮らしが増えることで、地域が豊かになることを目指す。

【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員

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