目に見えない「家の空気」は、こどもの身体に大きな影響を与える

こどもが生まれたことをきっかけに、食品や日用品の素材・成分に気を配るようになったというお客さまは多くおられます。
一方で、毎日長い時間を過ごす「家の空気」について、意識される方はまだ多くありません。
とくに新築やリフォーム後、
- 室内のにおいが気になる
- こどもが咳をしやすくなった
- アレルギー症状が出やすくなった
といった声が寄せられることがあります。
その原因のひとつとして考えられるのが、「シックハウス症候群」です。
これは、建材や接着剤、家具などに含まれる化学物質によって体調不良が起きる現象です。
大人よりも体の小さなこどもにとっては、より大きな影響があるといわれています。
無添加住宅とは?化学物質に配慮した家づくり

無添加住宅は、できる限り合成化学物質を使わない家づくりを目指した設計思想に基づいています。商品名ではなく、「本来あるべき素材で家をつくる」という考えが中心にあります。
たとえば、無添加住宅では以下のような自然素材を使います:
- 接着剤の代わりに、米のりやにかわを使用
- 壁にはビニールクロスではなく、漆喰を塗る
- 合板のフローリングではなく、無垢材を使う
これにより、ホルムアルデヒドや揮発性有機化合物(VOC)の放散を極力抑えた室内空気環境を実現しています。
無添加住宅がこどもに優しい理由①|空気がきれいだから
こどもは呼吸量が多く、皮膚も薄く、化学物質に対してとても敏感です。
そのため、シックハウス症候群が心配なご家庭ほど、「家の空気」を整えることが重要です。
無添加住宅では、化学物質の含有量や揮発を極力抑えた建材を使用するため、室内の空気がきれいで、安心して深呼吸できる環境をつくることができます。
無添加住宅がこどもに優しい理由②|素足でふれられる安心感
こどもは床に寝転んだり、ハイハイをしたり、おもちゃを広げて遊んだり、とにかく床や壁とからだが直接ふれあう機会が多いものです。
無添加住宅で使われる無垢材の床は、
- 肌ざわりがやわらかい
- 温度変化が少なく、冬でも冷たすぎない
- 表面が滑りにくく安全
といった特性があり、こどもの感覚や成長をやさしく支えてくれます。
無添加住宅がこどもに優しい理由③|感性を育てる“本物の素材感”
人工的な建材は表面が均一で、色もにおいも揃っています。一方で、漆喰や無垢材といった自然素材は、ふれたときの質感や音、香りに個性があり、五感を豊かに刺激してくれます。
こどもの成長期にこうした空間で過ごすことは、感性や情緒の形成にもよい影響を与えるといわれています。
あまねこうでも、無添加住宅を通じて、「なんとなく落ち着く」「自然の中にいるみたい」といった、
こどもたちの感覚的な変化をお聞きする機会が多くあります。
まとめ|「家の空気」からこどもを守るという選択肢

こどもの健康を気づかうとき、食べものや衣類と同じくらい「家の空気」も重要です。
そして、その空気をつくるのが家の素材選びです。
無添加住宅は、見た目のデザインや流行ではなく、家族が安心して暮らすための“中身”を大切にする家です。
「あまねこう」では、この考え方に共感し、無添加住宅の考えをベースにしながらも、お客さまの暮らしに合った自然素材の使い方をご提案しています。
「化学物質が気になる」「シックハウスが心配」「こどもが安心して過ごせる家にしたい」
そう感じておられるみなさまに、無添加住宅という選択肢を知っていただけたら幸いです。
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この記事を書いた人

中川 高士
中川 高士(あまねこう代表)
大手ハウスメーカーから地域ビルダー、小規模工務店まで30年以上の建築経験を持つ。
営業から現場管理まで一貫して携わり、現在は京都で自然素材を活かした住まいづくりを提案。
10年後に「この家でよかった」
と思える暮らしが増えることで、地域が豊かになることを目指す。
【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員
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