京都市西京区の住宅会社「あまねこう」の中川です。今年4月8日は月曜日、入学式など多かったのではないでしょうか。入学式のイメージだと桜ですね。さてこの桜、建築の世界ではどんなことに使われるのでしょうか。

◼︎桜はバラ科の樹木です

 桜にも色々種類があるのですが、大きく言えば桜はバラ科の樹木です。木目が美しく、加工後の狂いも少ないので床材から造作材で使われてきました。過去形です。とにかく高価です。流通量も少なく乾燥させるのも大変なので一般的な材料ではなくなってしまったと思います。

 しかしインターネットなどでフローリングを調べると「サクラ」の文字をよく見かけませんか。

◼︎樺桜(カバザクラ)と呼ばれる桜があるの?

 建築に使う木材をインターネットで調べると確かに「サクラ」という名を冠した建材が出てきます。樺桜(カバザクラ)と書いてあるものも。はて、この樹木は桜なのでしょうか。

 答えはNOです。実は様々な説があるのですが、桜よりも樺の方が手に入りやすかったことで安価でした。また建築ではなく木材加工品の製作直後の色が桜に近かったこともあり、樺のことをサクラと呼ぶようになりました。

なので古い木材屋さんや職人さんが樺のことを「サクラ」と言いますし、普通の人は知らないので悪しき商慣習だと思います。

 しかし樺はすごく人気でフローリングも良い感じ。カタカナだと「バーチ」と呼ばれるものが樺のこと。木目も美しく、桜ほど硬くないので足触りも良いのでオススメです。

 余談ですが、樺はカバノキ科の樹木なのでやはり桜ではありません。

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