和室は減っていると言われています

最近、築年数が経過した住宅の現地調査へ伺う機会が増えています。
先日も約50年前に建てられた木造住宅を調査しましたが、すべて和室で構成された素敵なお住まいでした。
立派な欄間も残されていて、リノベーションをするのがもったいないと感じるほどでした。
一方で、現在の新築住宅やリノベーションでは和室を設けないケースも増えています。
今回は、和室やタタミスペースについて改めて考えてみたいと思います。
和室は減っていると言われています

住宅の洋室化が進み、昔のように家の中心に和室を設ける住宅は少なくなりました。
また、国産いぐさの生産量も年々減少していると言われています。
暮らし方の変化に合わせて、住まいの形も変わってきたのかもしれません。
それでもタタミスペースが見直されている理由

こどもの遊び場として使いやすい
一方で、子育て世代ではタタミスペースを取り入れるケースも増えています。
畳は柔らかく、転んでも衝撃を受けにくいため、小さなこどもの遊び場として活用しやすい空間です。
お昼寝や家事スペースとして活用できる
こどものお昼寝。
洗濯物を畳む場所。
少し横になる場所。
タタミスペースは用途を限定しないため、暮らしに合わせて柔軟に使えます。
来客時にも便利
普段は家族のスペースとして使いながら、来客時には客間として利用することもできます。
独立した和室ほど広くなくても、あると便利な空間です。
和室とタタミスペースは少し違います

昔ながらの和室には、
床の間
押入れ
欄間
などが設けられていました。
一方、最近の住宅ではリビングの一角に畳を敷いたタタミスペースを採用することも増えています。
和室を作るというより、暮らしの中に畳の居場所を作るという考え方です。
住まいづくりで考えたい
タタミスペースの活用方法

子育て中は遊び場として使い、
こどもが成長した後は読書スペースや家事スペースとして活用する。
そんな使い方もできます。
住まいづくりでは「今」だけでなく、「将来どう使うか」も考えておくことが大切です。
まとめ|和室が必要かではなく暮らしに合うかを考えましょう

和室が必要か不要か。
その答えはご家族によって異なります。
大切なのは、和室という名前にとらわれることではなく、自分たちの暮らしに合っているかどうかです。
タタミスペースは、こどもの遊び場やお昼寝スペース、家事スペースなど、さまざまな使い方ができる空間です。
住まいづくりを考える際は、間取りだけでなく「どんな暮らしをしたいか」という視点から考えてみると、新しい発見があるかもしれません。
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この記事を書いた人

中川 高士
中川 高士(あまねこう代表)
大手ハウスメーカーから地域ビルダー、小規模工務店まで30年以上の建築経験を持つ。
営業から現場管理まで一貫して携わり、現在は京都で自然素材を活かした住まいづくりを提案。
10年後に「この家でよかった」
と思える暮らしが増えることで、地域が豊かになることを目指す。
【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員
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