無添加住宅とはどんな家なのか

住宅に使われる建材や接着剤などの化学物質が体に与える影響は、近年ようやく広く知られるようになってきました。
そうした中で「無添加住宅」という言葉を見聞きされたお客さまもいらっしゃるかと思います。

無添加住宅とは、合成化学物質を極力使わずに建てる家のことです。
たとえば、漆喰や無垢材、炭化コルク、米のりを使った集成材など、自然素材を中心に構成され、
住む人の健康や呼吸環境に配慮された住まいを目指しています。

また、公式サイトに記載のとおり、住宅そのものの素材と構法に明確な基準を持っており、全国の加盟店がその理念を共有して家づくりを行っています。

無添加住宅は「商品」?それとも「考え方」?

無添加住宅を扱う加盟店の中には、「無添加住宅という商品」を売るというスタイルの会社もあります。
これは、「無添加住宅=特定の商品名」として設計・仕様がある程度規格化されており、パンフレットやモデルハウスのある住宅ブランドとして提案しているという形です。

その一方で、あまねこうのように、無添加住宅という思想姿勢に共感して加盟している工務店もあります。

つまり、無添加住宅は一つの商品ではなく、「自然素材を使い、体に負担のない住まいを提供しようという考え方」であるとも言えます。

あまねこうが無添加住宅に加盟した理由

あまねこうが無添加住宅に加盟したのは、「売れるから」でも「話題性があるから」でもありません。
自然素材の家を建てるにあたって、必要な知識・技術・材料のネットワークが不可欠だったからです。

多くの自然素材は扱い方に専門性が求められます。

たとえば漆喰一つを取っても、下地との相性や塗り方で仕上がりも耐久性も変わってしまうため、表面的な知識だけでは対応できません。

無添加住宅の加盟を通じて、正しい素材の扱い方、信頼できる建材の供給ルート、現場での施工技術の共有など、
お客さまにとって安全で誠実な家づくりを行うための基盤を築くことができると考えました。

「売るため」ではなく「自然素材が当たり前」だから

あまねこうでは、無添加住宅を「販売している」わけではありません。
無添加住宅に加盟してはいるものの、商品として選ばせることはしていません

その理由は、自然素材を使うこと自体が特別な提案ではなく、お客さまの暮らしを考えれば自然な選択であると考えているからです。

お客さまの多くは、「自然素材の家ってどうなんだろう」「無垢材って手入れが大変そう」といった不安や疑問を抱えておられます。

そのため、「無添加住宅」という言葉だけを押し出すのではなく、自然素材の持つ意味や適材適所の使い方を伝えることを大切にしています。

自然素材の使い方の正解はひとつではありません。

大切なのは、お客さまの家族構成やライフスタイルに合わせて、「どの素材を、どこに、どのように使うか」を丁寧に考えること。

その判断の背景には、無添加住宅で培った知識や技術が活きています。

まとめ|自然素材は選ばせるものではない

無添加住宅に興味を持たれるお客さまは年々増えている印象がありますが、本当に大切なのは「無添加住宅にするかどうか」という選択ではなく、住まいづくりのなかで自然素材をどう向き合うかという姿勢です。

あまねこうでは、「自然素材を使うかどうか」ではなく、
使って当然という立場から、お客さまの暮らしに最も合う方法を探すという方針で家づくりを行っています。

このブログでは、これからも無添加住宅や自然素材に関する基本的な知識、施工の工夫、実際のお客さまの声などを発信していく予定です。ぜひ今後も読み続けていただけましたら幸いです。

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あまねこう代表のプロフィール

この記事を書いた人

中川 高士

中川 高士(あまねこう代表)

大手ハウスメーカーから地域ビルダー、小規模工務店まで30年以上の建築経験を持つ。

営業から現場管理まで一貫して携わり、現在は京都で自然素材を活かした住まいづくりを提案。

10年後に「この家でよかった」
と思える暮らしが増えることで、地域が豊かになることを目指す。

【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員

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