ここ近年、個人的には秋がなくなったように感じています。日毎の寒暖の差による錯覚でしょうか。京都市西京区で自然素材、天然素材で住まいづくりを手がける「あまねこう」の中川です。 小さな庭で季節を味わう それでも秋は来ます。秋や季節を味わう窓の工夫を一つ紹介いたします。京都のような都心部だと広い庭はなかなか望めません。逆に狭い空間を利用した庭と窓、カーテン( プリーツスクリーン)です。 窓の向こうは数十cm。普通の掃き出し窓ですが、内障子ではなくプリーツスクリーンで擦り上げ、窓の下に目線が行くようにしています。ちょっとした坪庭みたいですね。奥に竹風のフェンス。何やら大きな予算が必要な雰囲気ですが、答えを明かします。 目線を利用して錯覚を起こさせる プリーツスクリーンを完全に上げてしまえばこの通り。竹風のフェンスは高さもワイドも必要な分だけ。覗けばお隣さんが見えています。必要な部分だけ切り取って見えるようにしているわけです。住まいづくり真っ最中で、お庭やスペースで悩んでいる方がいらっしゃったら参考にしてください。