みなさんこんにちは。京都市西京区で自然素材を使った住まいづくりを手がける「あまねこう」の中川です。さて、マイホームの予算は安い方が良いです。しかしお客様では何が高くて、何が安いのかわからないと思います。そうなると総額をチェックするしかなく、どれだけ細かく説明されても専門用語、建築用語で訳が分からず、結局総額で判断する、というスパイラルに突入します。 ◼︎コスト意識を確認する魔法の質問 そんなことにならないように、検討中の住宅会社さんがコスト意識を持っているかどうかが分かる魔法の質問をお教えします。それは「コストを抑えるために現場で心掛けていることは何ですか?」です。まず、間違いではないのですが失格の答え。「メーカーと提携していて安く仕入れられる」「大量に発注しているので安く仕入れられる」等々です。それはどの住宅会社さんも努力していること。ここで重要なのは「コスト意識」。欲しい答えは、「建材の納品の際に、職人の手を煩わせないこと」です。 ◼︎次工程を考えられるかどうか 優秀な現場監督であればあるほど、次の工程を考えて段取りします。建材がメーカーから現場に届く際、①次工程を考えて、建材を置く場所を決めてあらかじめ片付けておく②できる限り現場の人間の手を止めるような(手伝わせるような)ことはしないということを考えているかです。 ◼︎建築費用では人件費が一番高い 建築費用で一番高いのは人件費。職人さんに手伝ってもらったりするのはありがたいのですが、納品した建材をまた移動したり、次工程の部屋に置いてあったりすると、また移動することになる訳です。チリも積もればで、時間換算するとあっという間に数時間~数日分に溜まります。仕入れルートで1万円安くなっても、人工代金が1日増えれば赤字です。そんなわけで人件費を下げるための工夫をお聞きすると意識の有無がわかりますのでオススメです。もう少し掘り下げた内容をコラムにしています。興味のある方はぜひ。建築費用を安くする方法シリーズ「建築費用を抑えたい」←クリック