漆喰(しっくい)の効能は愛犬との生活にピッタリ

漆喰(しっくい)という材料をご存知でしょうか。
古来からある壁などに使われる建材です。有名なところで言えば「姫路城」。漆喰(しっくい)の美しい白さから「白鷺城」との呼び名を知っている方も多いでしょう。
さて、その漆喰(しっくい)には様々な効用があることが現在ではわかっています。外壁に使用すると(汚れることはあっても)劣化することがほぼない、火に強く火事、もらい火対策に有効、などなどです。
そんな漆喰を部屋の中で採用すると、愛犬を飼っている方々に最適な住まいになることがあります。
今回は愛犬家住宅と漆喰(しっくい)について紹介します。

臭いを吸着、分解|漆喰(しっくい)

漆喰(しっくい)の組成については今回は触れません。しかしこの組成、化学的な根拠から漆喰(しっくい)には様々な効用が見られます。
その代表的なものの一つに臭いを吸着分解してくれる、というものがあります。
愛犬との暮らしには臭いがつきまといます。尿や糞便、獣臭などなどです。
こういった臭いが漆喰(しっくい)のおかげでかなり和らぐのです。日常の暮らしでは臭いに慣れてしまって、住んでいる家族は気が付きにくいのですが、来客時などでも気にならない程度まで吸着分解してくれます。
焼肉や焼き魚などの臭いも和らぐので、生活臭にも有効です。
吸湿性能に優れている|漆喰(しっくい)
その他の代表的な漆喰(しっくい)の効用には吸湿性能に優れているということが挙げられます。
湿気を吸ったり吐き出したりしてくれるわけです。
この効用のおかげで部屋の中では最適な湿度環境になるのでとても過ごしやすくなります。人にとっても愛犬にとっても過ごしやすいのです。
身体に優しい|漆喰(しっくい)

漆喰(しっくい)は身体にとても優しい建材です。本物の漆喰(しっくい)はビニールクロスなどと違い接着剤を含みません。
室内への化学物質の発散がないため、部屋の空気質を悪くすることがありません。
さらには、漆喰(しっくい)表面でのインフルエンザウィルスなどの菌を不活性化してくれたりします。壁に手が触れたりしても安心です。
トルエンやキシレンなどの化学物質を吸着分解してくれることもわかってきていて、化学物質の発散がないことも相まって「空気が軽い気がする」という声もいただくほどなのです。
舐めても大丈夫|漆喰(しっくい)

上記でも言及した本物の漆喰(しっくい)であれば身体に良くないものが含まれていないので、舐めても大丈夫です。
壁のビニルクロスを、かじったりする愛犬が多くいます。ビニルクロスは文字通りビニルです。愛犬が口にして飲み込んだりすると、排泄してくれれば良いのですが大変心配になってしまいます。
漆喰(しっくい)であれば、舐めたりかじったりしても「カルシウム」。身体への心配がありません。
愛犬にも人にも優しい空間づくりが可能になります。
漆喰(しっくい)を採用したリフォームのブログがあります。興味のある方はぜひご参照ください。
まとめ|漆喰(しっくい)と愛犬家住宅

いかがでしょうか。漆喰(しっくい)は人間だけではなく愛犬にも優しい理由がよくわかると思います。
「本物の漆喰(しっくい)」という表現が実はポイント。ホームセンターなどで販売されていたりする漆喰(しっくい)は、塗りやすくするために接着剤が含まれています。
この接着剤のせいで、本記事に書いたような漆喰(しっくい)の効用はほぼなくなってしまうのと、摂取すると身体にも良くありません。
もしも漆喰(しっくい)を採用しようという場合は、必ず接着剤などの有機溶剤を含まない漆喰(しっくい)をご利用ください。
本物の漆喰(しっくい)が気になる方には以前の記事が参考になると思います。ご参照ください。
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この記事を書いた人

中川 高士
中川 高士(あまねこう代表)
大手ハウスメーカーから地域ビルダー、小規模工務店まで30年以上の建築経験を持つ。
営業から現場管理まで一貫して携わり、現在は京都で自然素材を活かした住まいづくりを提案。
10年後に「この家でよかった」
と思える暮らしが増えることで、地域が豊かになることを目指す。
【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員
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