
能登半島地震で被災された皆さま、関係者の皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。
また、阪神・淡路大震災で被災された方々、関係者の皆さまへも、重ねて心よりお見舞い申し上げます。
みなさんこんにちは。京都で注文住宅、リノベーション、リフォームを手がける「あまねこう」の中川です。
毎年、同じようなことを書いているかもしれません。ですがこの日は、私たち住宅業界に身を置く者が、忘れてはいけない日であり、知っておかなければならない日だと思っています。
あの日の記憶は、今も色あせない
早朝の揺れで目が覚めた恐怖
31年前のあの日、早朝の大きな揺れで目を覚ましました。
家具が倒れる、家が倒れる――そんな恐怖にかられて起き上がったことを、今でもはっきり覚えています。
テレビの画面に映った、経験したことのない現実
起きてから、たまたまテレビをつけました。
そこで目にした光景は、これまで経験したことのない種類の驚愕と恐怖でした。忘れることはありません。
住宅に携わる者として、忘れないためにできること

「時間が止まったまま」の方がいることを胸に刻む
あの日から、今もなお「時間が止まったまま」の方々が多くいらっしゃると思います。
私が直接できることは限られています。けれど、できることがゼロではありません。
事実を忘れず、嘘のない住まいを届ける
私にできるのは、あの日の事実を忘れないこと。
そして、今も苦しんでいる方がいることを胸に刻むこと。
さらに住宅業界に携わる者として、嘘のない建物、嘘のない住まいを提供し続けること。私はそれが責務だと思っています。
被災地で出会った優しさを、次の世代へ

微力でも、現場で手を動かした日々
当時、実家の工務店を手伝っていた私は被災地に入り、微力ながら被災者の方々のお手伝いをしました。
あの現場の空気、音、においは、時間が経っても簡単には薄れません。
「分けてあげよう」としてくれた言葉の重み
被災者ではない私に、抱えていた食べ物を分けてくれようとした女性がいました。
さらには、たくさんの方から優しい言葉までいただきました。
本来、こちらが力にならなければならないのに――その優しさに、何度も胸を打たれました。
風化させず、安心安全を紡いでいく
震災を知らない世代に向けて、少しでも安心・安全な世の中を紡いでいくこと。
そして、あの優しさが社会にあふれるように、風化しないように、何かを伝えていくこと。
それもまた、私にできる大切な役割だと感じています。
屋号「あまねこう」に込めた意味を、仕事で示す
「あまねこう」は「普く請う(あまねくこう)」。
社会基盤をつくり、そして維持する――そんな意味を込めています。
屋号に込めた思いを忘れぬよう、本年も日々の仕事に誠実に向き合い、住まいづくりに勤しみたいと思います。
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この記事を書いた人

中川 高士
中川 高士(あまねこう代表)
大手ハウスメーカーから地域ビルダー、小規模工務店まで30年以上の建築経験を持つ。
営業から現場管理まで一貫して携わり、現在は京都で自然素材を活かした住まいづくりを提案。
10年後に「この家でよかった」
と思える暮らしが増えることで、地域が豊かになることを目指す。
【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員
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