
みなさんこんにちは。京都市で注文住宅を手掛ける「あまねこう」工事担当の中川です。
京都市南区の注文住宅も工事はいよいよ終盤に入り、和室に畳を敷きました。
今回は、畳の種類や選び方のポイント、そして今回お客様が国産い草を選ばれた背景について、現場目線でお伝えします。
工事終盤、和室に畳を敷きました
和室は、仕上げの工程が進むと一気に「部屋らしさ」が出てきます。
畳が入る瞬間は、現場にいる私たちにとっても節目のようなタイミングです。
畳が入ると空間の印象が変わります
畳を敷くと、足触りだけでなく、光の反射や室内の落ち着き方が変わります。
特に和室は、素材の質感がそのまま雰囲気に直結しますので、畳の選定は意外と重要です。
仕上げだからこそ丁寧に確認します
畳は「敷いたら終わり」ではなく、納まり(枠との取り合い)や段差、隙間が出ていないかを細かく確認します。
建具や仕上げ材との相性も含め、最後の最後まで気を抜けない工程のひとつです。
畳には種類があります|代表的な素材と特徴

「畳」と一言でいっても、使われる素材にはいくつか種類があります。
あまねこうでも、お客様の暮らし方や好みに合わせてご提案しています。
い草(天然素材)の畳
昔ながらの畳表(たたみおもて)に使われるのが、天然の「い草」です。
い草ならではの香りや、さらっとした肌触りが特徴で、和室らしさを大切にしたい方に選ばれています。
和紙畳(機能性に優れた素材)
和紙を加工して作られた畳(例:ダイケン畳など)は、色あせしにくく、お手入れがしやすい点が魅力です。
機能性の高さから人気があり、あまねこうでも採用されるお客様は多くいらっしゃいます。
輸入畳という選択肢もあります
畳には輸入材を使ったものもあり、価格を抑えやすいというメリットがあります。
一方で、素材や加工によって香りが苦手な方や、肌の弱い人やシックハウス症候群などに悩む人にはおすすめはできません。
あまねこうのおすすめは「国産い草」の畳です

あまねこうで特におすすめしているのは、国産の畳い草で製作する畳です。
理由はひとつではなく、日々現場で見て触れているからこそ感じる良さがあります。
香りと肌触りが心地よい
国産い草の畳は、香りが自然でやさしく、触れたときの感触もなめらかです。
和室に入った瞬間の「ほっとする感じ」は、い草ならではだと思います。
気になる匂いへの配慮
畳には防カビなどの処理が施されている場合があり、製品によっては独特のにおいを感じることがあります。
においの感じ方には個人差がありますが、肌が敏感な方や、小さなお子様がいるご家庭は特に気になることもあるため、私自身は慎重にご案内しています。
あまねこうでの考え方
価格面だけを見ると、選択肢は広がります。
ただ、長く住まう家だからこそ、空間の心地よさや素材の安心感も大切にしたい。
その考えから、あまねこうでは国産い草の良さをしっかりお伝えしたうえでご提案しています。
※特定の製品や産地を否定する意図はありません。あくまで私たちの考え方としてご紹介しています。
今回の和室|国産い草をご採用いただいた理由
今回の和室では、お客様に国産い草の畳をご採用いただきました。
理由は「品質が良いから」だけではありませんでした。
国産畳を取り巻く現状
実は近年、国産い草の需要は年々減っていると言われています。
このままでは、将来的に国産の畳が当たり前に選べなくなる可能性もあります。
「健康」と「国産をつなぐ」というお気持ち
O様は、暮らしの中での心地よさや健康面への配慮に加えて、
「国産の良いものを次につなぐ一助になれば」という思いも込めて選んでくださいました。
あまねこうの主旨も汲んでいただき、O様、本当にありがとうございます。
まとめ
- 和室に畳が入ると、空間の印象や心地よさが大きく変わります。
- 畳には、い草・和紙・輸入材など複数の種類があり、それぞれに特徴があります。
- あまねこうでは、香りや肌触り、安心感の面から「国産い草」の畳をおすすめしています。
- 今回は品質だけでなく、「国産をつなぐ」というお気持ちから国産い草を選んでいただきました。
国産の場合は生産者の顔がわかるようになっているのも嬉しいですね。和室をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
京都市で家を建てるなら地元の工務店へ
京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。
そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。
この記事を書いた人

中川 高士
京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。
実家が工務店という環境で育ち、幼少期から建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、28年以上にわたり幅広い建築会社で経験を積む。
営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまでを担い、建築の全体像を深く理解するに至った。
2023年に独立し、現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。
【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員
「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを大切に、自然素材を活かした住まいづくりを提案している。
住まいづくりで悩む方々へ
「他社で質問しても今ひとつハッキリしない」
「いろいろ勉強してからスタートしたい」
いい家を建てたいなら、
いい住まいづくりをしないと失敗します。




