京都市西京区の住宅会社「あまねこう」の中川です。さて唐突ですが中川はギターを弾きます。家を建てる時、本格的ではありませんが防音を意識して建築しました。住まいづくりの中で、楽器やその他大きい音が出るので防音や遮音を気にしている人も多いと思います。 ◼︎遮音と防音はどう違う? 防音と聞くと「遮音は」と思う人もいるでしょう。これそもそも違う意味なんです。すごく簡単に書きますが「遮音」は音が漏れいないようにすること、防音は音が小さくなるように音を吸収すること、です。効果のためには両方が必要なわけです。 ◼︎遮音と防音はどう違う? 家の中の音や外からの音を防ぎたい時、遮音と防音を考えないといけません。大雑把に書くと、遮音は気密工事。防音は「吸音効果のある」断熱工事と下地工事など、ですね。 ところで、吸音の理屈を知っている人は少ないと思います。布団の中で大きな声を出せば吸音されますね。物理はエネルギー変換です。音というエネルギーが吸音材の繊維(布団なら綿など)を振るわせることで熱というエネルギーに変換されて音が小さくなるのです。 ざっとした紹介でしたが、気密性能の良いウレタン吹付などに防音効果を求めると得られるのは「遮音効果」ですね。本格的な防音工事ではなく、対策程度を考える場合は、この理屈を間違うと効果が期待できなくなるので要注意です。あと「漏気(ろうき)」もポイントです。これはまたの機会に。 匿名でOKです!あまねこうでは、お問いわせやご相談をしやすいように、匿名でメールを承っています。必要な返事が完了したらお客様へ営業することはありません。お気軽にご相談ください。メールでのご相談はinfo@amanekou.com