みなさんこんにちは。京都市西京区でリフォーム工事を手掛ける「あまねこう」工事担当の中川です。
さて、建築現場には、完成したときには見えなくなる仕事がたくさんあります。その中でも、工事をスムーズに進めるうえでとても大切なのが「荷揚げ」という仕事です。

あまり聞き慣れない言葉かもしれません。
荷揚げとは、工事で使う材料や建材を現場へ運び込む仕事のことです。大工工事のように形が残るわけでもなく、完成写真に写ることもありません。
ですが、この仕事が無ければ、現場はうまく回りません。
京都市西京区でリフォーム・リノベーションの現場に関わる中で感じる、
そんな「荷揚げ」という仕事の大切さについて今日は語ります。
荷揚げとは?建築現場を支える大切な仕事
建築現場では、
・フローリング
・石膏ボード
・キッチン
・建具
・断熱材
などなど、たくさんの材料を運び込みます。
しかも現場によっては、
・狭い道路
・階段作業
・マンション搬入
・近隣への配慮
など、運搬が難しいケースも少なくありません。そんな中で、材料を安全かつスムーズに運んでくれるのが荷揚げ屋さんです。
文字通り、
「荷物を揚げる(運び上げる)」
仕事なのですが、実際にはかなり専門性の高い作業です。
荷揚げは「工程」を守る仕事でもある
現場では、材料が届かなければ工事を進めることができません。当然ですが、現場に材料が無い状態では大工さんや職人さんも作業が止まってしまいます。
だからといって、職人さん自身に運搬をお願いすると、本来の作業が止まることになります。
職人さんは気遣いのできる方が多く、
「手伝いますよ」
と言ってくださることも多いです。
ですが、
・作業を止める
・集中が切れる
・慣れない運搬をする
ということは、工程や品質、安全面にも関わってきます。
そのため、現場をスムーズに進めるためにも、荷揚げという仕事はとても重要なのです。
安全に運ぶことも、現場ではとても大切

建材の運搬は、想像以上に気を遣う仕事です。
材料を持ちながら、
・右
・左
・上下
・後方
など、常に周囲を確認しながら移動する必要があります。
特にリフォームやリノベーションの場合は、お客様のお住まいを傷つけないよう細心の注意が必要です。
また、材料や建材そのものを傷めないことも重要です。
荷揚げ屋さんは、こうした状況の中でも本当に上手に運んでくれます。
これがまさにプロの技なんです。
「見えない仕事」だからこそ伝わりにくいこともある
荷揚げという仕事は、完成後に目に見えるものではありません。
そのため、見積もりのご説明をしていると、
「運搬費って必要なの?」
「そこは工務店側でやるものでは?」
というご意見をいただくことも、昔はよくありました。もちろん、お客様にとって工事費用は安い方が嬉しいのは当然です。
ですが、
・安全
・工程
・品質
・周囲への配慮
などを考えると、現場には必要不可欠な仕事だと思っています。
リフォーム・リノベーションは「段取り」がとても大切

特にリフォームやリノベーションでは、
・住みながら工事
・マンション工事
・近隣との距離
・限られた搬入スペース
など、新築以上に気を遣う場面も少なくありません。
だからこそ、
「どれだけ段取りよく、安全に進められるか」
は、工事の質にも大きく関わってきます。
完成後には見えない部分ですが、こうした積み重ねが現場を支えてくれています。
ちなみに、
材料を置く場所も重要です。現場に置いたものの「施工の邪魔になりまた移動させる」ということがあると時間のムダになるからです。
荷揚げのある日には、次の工程を考えながら材料の置き場を考える。これは現場監督の仕事です。
京都市西京区でリフォーム・リノベーションを行うなら

京都市、特に西京区周辺では、
・道幅が狭い
・高低差がある
・住宅が密集している
など、材料搬入に気を遣う現場も少なくありません。
だからこそ、工事そのものだけではなく、
「現場をどう動かすか」
も、とても大切だと思っています。
完成した住まいだけではなく、工事中の安全や周囲への配慮も含めて、住まいづくりの一部なのだと思います。
まとめ|建築現場は「見えない仕事」で支えられている

建築現場には、完成後には見えなくなる仕事がたくさんあります。
荷揚げも、そのひとつです。
ですが、
・安全
・工程
・品質
・職人さんの作業環境
などを支える、とても大切な仕事です。
住まいづくりは、完成した建物だけではなく、たくさんの人の仕事で成り立っています。これからも、そうした「見えない仕事」も大切にしながら、現場を進めていきたいと思います。
京都市で家を建てるなら地元の工務店へ
京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。
そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。
この記事を書いた人

中川 高士
京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。
実家が工務店という環境で育ち、幼少期から建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、28年以上にわたり幅広い建築会社で経験を積む。
営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまでを担い、建築の全体像を深く理解するに至った。
2023年に独立し、現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。
【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員
「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを大切に、自然素材を活かした住まいづくりを提案している。
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