セカンド冷凍庫を置く家庭が増えています

「セカンド冷凍庫を置きたいんです」

住まいづくりやリフォームのご相談中に、こんな声を聞く機会が増えました。

少し前までは大型冷蔵庫を選ぶことが一般的でしたが、今は冷凍専用のセカンド冷凍庫を導入する家庭も珍しくありません。

京都市で住まいづくりを手掛ける「あまねこう」では、毎日の小さなストレスを減らすことも住まいづくりの大切な役割だと考えています。今回は「セカンド冷凍庫」の話をさせていただきます。

冷凍食品の種類が増えた

以前に比べると、冷凍食品の種類や品質は大きく向上しました。

おかずだけでなく、野菜やパン、麺類なども充実しています。本当に便利になりました。

忙しい日でも簡単に食事を準備できるため、冷凍食品を上手に活用する家庭が増えています。

共働き世帯が増えた

共働き世帯では、毎日買い物に行くことが難しい場合もあります。

休日にまとめ買いをして、平日はできるだけ家事を減らしたい。

そんな暮らし方を考えると、冷凍庫の容量不足を感じることがあります。

まとめ買いが当たり前になった

スーパーの特売日やネットスーパー、ふるさと納税などを利用すると、一度に大量の食品が届くことがあります。

結果、「冷凍庫がいっぱいで入らない」

そんなわけでこのような悩みが増えたのだと思います。

セカンド冷凍庫が役立つ家庭とは?

共働きで買い物回数を減らしたい

仕事と子育てを両立していると、買い物へ行く時間も貴重です。というか、なかなか大変だと思います。

まとめ買いをしておけば、平日の負担を減らすことも可能です。

そういったご家庭ではセカンド冷凍庫が役立つ場合があるんです。

こどもの食事をストックしたい

こどもの食事は大人と同じようにいかないこともあります。

好き嫌いもあるし、その日の気分によって食べる量が変わったりもします。

そんな時に冷凍ストックがあると安心なんです。

ふるさと納税を活用している

人気の返礼品にはお肉や魚など冷凍品が多くあります。

届いたは良いものの、冷凍庫に入りきらないという経験をした方もいるのではないでしょうか。

コストコなどでまとめ買いをする

スーパーなどでまとめ買いを前提とした暮らし方の場合も、セカンド冷凍庫との相性は良いと言えます。

セカンド冷凍庫を買う前に考えたいこと

本当に必要なのは冷凍庫?

さて、でも冷凍庫が欲しいと思った時、一度立ち止まって考えてみてください。

本当に不足しているのは冷凍庫の容量でしょうか。

もしかすると、

・収納が使いにくい

・食品管理が苦手

・買い物頻度が多い

など、別の原因があるかもしれません。

冷蔵庫の整理で解決しない?

意外と多いのが、冷蔵庫の中が整理できていないケースです。
(恥ずかしながら我が家がこれです)

使い切れない食材が残っていたり、何が入っているかわからなくなっていたり。

まずは現在の冷蔵庫を見直してみることが大切です。

使わない物を保管する場所にならない?

収納全般に言えることですが、容量が増えると安心してしまい、逆に管理が難しくなることがあります。

冷凍庫を増やした結果、

「何が入っているかわからない」

という状態になってしまうと本末転倒です。

住まいづくりで考えたい
セカンド冷凍庫の置き場所

キッチンの近く

最も使いやすいのは、やはりキッチンの近くです。

料理をしながらすぐ取り出せるため、日々の負担を減らしやすくなります。

パントリーの中

最近ではパントリー内にセカンド冷凍庫を置く計画も増えています。

食品収納と冷凍庫をまとめることで、管理しやすくなるわけです。

ランドリールームとの関係

間取りによってはランドリールームの近くへ設置するケースもあります。

ただし、洗濯動線と食品動線が混在しないかどうかは確認しておきたいポイントです。

コンセント計画も忘れずに

セカンド冷凍庫を後から置こうと思ったら、

コンセントがない、ブレーカーが足りない、

ということもありえます。

新築でもリフォームでも、事前に計画しておくと安心です。

セカンド冷凍庫より大切かもしれないこと

食材管理を楽にする収納

食品が見やすい。

取り出しやすい。

しまいやすい。

こうした収納計画の方が、冷凍庫を増やすこと以上に効果がある場合もあります。

ゴミ箱との関係

忘れがちなのでゴミ箱の計画。食品が増えれば包装ゴミも増えます。

ゴミ箱の位置や容量も一緒に考えておきたいポイントです。

家事動線全体で考える

冷凍庫だけを考えるのではなく、

買い物から収納までの流れや、料理のしやすさ、片付けのしやすさ。

こういったことを含めて考えることが大切です。

まとめ|冷凍庫を増やす前に暮らし方を考えてみましょう

セカンド冷凍庫は、とても便利な家電です。

特に共働きや子育て世帯にとっては、日々の負担を減らしてくれる存在になるかもしれません。

でも、本当に暮らしやすさを左右するのは、冷凍庫そのものではなく、どこに置くか、どう使うかです。

住まいづくりでは設備を増やすことよりも、毎日の行動を減らすことの方が効果的な場合があります。

共働きや子育てで忙しい時期だからこそ、頑張る仕組みではなく、頑張らなくても暮らしが回る仕組みを考えてみてはいかがでしょうか。

ちょっとしたストレスを少しだけ減らす工夫。

毎日が心地いいのには理由があります。

住まいづくりも同じだと、あまねこうは考えています。

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あまねこう代表のプロフィール

この記事を書いた人

中川 高士

中川 高士(あまねこう代表)

大手ハウスメーカーから地域ビルダー、小規模工務店まで30年以上の建築経験を持つ。

営業から現場管理まで一貫して携わり、現在は京都で自然素材を活かした住まいづくりを提案。

10年後に「この家でよかった」
と思える暮らしが増えることで、地域が豊かになることを目指す。

【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員

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