室内の空気に関して考える|京都の健康住宅

 京都市西京区で、健康住宅を手がける工務店「あまねこう」の工事担当、中川です。本日、嬉しい出会いがあり日記に書いてしまいます。

 一般社団法人空気環境改善研究所、こちらをご存知でしょうか。
「行動と知識を通じて化学物質の少ない生活環境を推進する」を理念に室内の空気環境の改善に邁進してらっしゃる団体です。こちらの石坂閣啓理事とお話しができました。

 石坂先生とオンラインではありますが、お話しをしてハイテンションな中川です。石坂先生は住まいの空気質に関して日本トップレベルの知見とその活動において、知る人ぞ知る室内空気環境のスペシャリスト。

 そして何より、家が完成した時の室内の空気質測定をものすごく身近に、良い意味で手軽にできるようにしてくれた、社会への貢献者です。

室内の空気、化学物質を測定する

 中川は「空気測定士」という資格を持っています。これは住まいの空気質を測定することのできる資格。サンプリングによる空気の採取を行います。そのマニュアルを熟知し、実施するための資格だと思ってください。

 特殊な機械を使わずともサンプリングができる。これはとてもすごいことです。健康住宅を謳うのであれば室内の空気質のチェックは当たり前。その測定検査の設備、準備、費用などのハードルがとても低くなっています。これを実現してくれたのが石坂先生です。

基準値内だからOK、ということから脱却する

画像:自然素材だけで作ったキッチン(株式会社無添加住宅HPより)

 なぜ空気質を測定するのか。実は国の規制を基準にすれば測定する必要なんてありません。というのは、基準値内になるように家は作られるから、です。基準値内の建材や材料しか売ってないのだから、基準値に収まるのは道理です。

 ここで大切なのは規制値内だから安心、というようなステージの話ではなく、測定される上位物質が何か、ということです。ひょっとすると規制されていない物質かもしれません。規制されていないのですから基準も何もありません。そしてそれはとても怖い物質かもしれません。

 となると、これは将来規制されるような危険な物質かもしれません。石坂先生は、こういうところに警鐘を鳴らされています。将来の規制物質も検出されることがない室内空気環境を目指そう。ゆえに今現在、安全な空気質であることを目標とし、実施しよう、と。

熱くてすいません。。。

あまねこうに連絡をいただきました

 そして何より嬉しいのは、石坂先生が「あまねこう」に連絡をくださったこと。実は数年前に先生には数回お会いしたことがあったのですが、今回、先生はあの時の「中川」とは繋がっていなかったご様子(笑)

 ホームページなどご覧になりお問い合わせをいただたとのこと。あまねこうの中川としても、まだまだ営業活動の小さいあまねこうの本質を見ていただけたのだと思うと、とても嬉しい再会でした。

 オンラインではありましたが、あっという間に時間が経ちました。またいずれ今後の活動や取り組みに変えてご報告ができると思います。

 健康住宅。その中でも、様々な利権が絡み曖昧に語られている室内の空気質のこと。気になる人は多いと思います。

興味のある方はぜひ、空気環境改善研究所のHPをご覧になってください。
HP:一般社団法人空気環境改善研究所