京都市西京区で住まいづくりを手がける「あまねこう」の中川です。お客様のお悩みを聞いていると「結露」がよく話題に。窓まわりの結露、洗面、お風呂の近く、嫌なことが多いですよね。さてそんな結露のない家が良いのですがなぜ結露が生じるのか、超・超初級でお伝えいたします。

◼︎結露が発生しない家はない?

 そもそも結露はなぜ発生するのか。答えは「温度差あるところ結露あり」です。空気中には必ず水分があり、温度差が発生した部分の温度の低いところで結露するのです。これを覚えておきましょう。

◼︎住まいで温度差の生じるところはどこ?

 温度差あるところ結露あり。では住まいで一番温度差が生じるところはどこでしょうか。答えは「外壁」です。外壁を境にして温度差が発生します。寒い冬外は0℃、家の中は暖房で22℃、ものすごい温度差ですね。

 断熱材がない(少ない)から結露する、と思っている方が多いように思います。ですがそういうわけではありません。外気温と内気温の差がなければ結露はしません。断熱材の有無ではありません。

◼︎結露に対してどのように考えたら良いのか

 以上が結露発生の簡単なメカニズムです。ゆえに「結露のない家にしたい」と要望した時に「断熱材を良いものにしましょう」という提案は間違い。温度差が少ないことが結露予防になります。

 断熱材は大切です。但し、断熱材は熱を遮断する材料ではありません。熱の移動をゆるやかにしてくれる材料。これを知らないと断熱材の中、または断熱材の周辺で結露が発生します。

 見えない部分の結露は住まいにとって致命傷。ですが安心してください。この壁体内結露は計算ができます。重要なのは間取りが確定した時点で結露計算を行うこと、と覚えておいて欲しいと思います。

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