西京区の工務店「あまねこう」の中川です。建て替え、新築購入などマイホーム購入には様々な方法が有ります。そんな中で「物件購入+新築やリフォーム」というのが一番失敗しやすく難しいのをご存知でしょうか。 それは土地や古家、中古マンションを購入して、新築・リフォーム・リノベーションというケース。この時に良くある失敗事例が「こんな工事が必要になるなんて知らなかった」ということ。 ▪︎不動産購入の際に失敗してしまうこととは? 最近、私の周りで実際に起こったケースを紹介します。それは古家を購入してリノベーションを!という計画でした。この古家は崖の上にあり、崖の土砂が崩れないようにする擁壁は傾いており、構造計算なども為されていないことは一目でわかる案件。 しかし残念なことに相談を受けた工務店はそういったことを知らず、リノベーションができると信じたお客様は購入してしまいました。 住宅ローンで古家購入費と工事費用を賄う予定なのですが、ここが失敗です。夢を叶えるリノベーションのための費用。しかしこの崖の安全性を確保する工事に大金を使わねばならず、希望するリノベーションどころかリフォームもおぼつかない様子。引き返すこともできず泣き寝入りです。 ▪︎不動産会社と建築会社の違いとは? このケースは不動産屋さんが悪いわけでは有りません。不動産屋さんは崖条例やその他「物件に該当する事実を伝える」のが仕事。 建築会社はそういった事実に「必要な工事が何か」を伝え施工するのが仕事。このケースは建築会社の知識と経験不足のために起きました。 気の毒なのはお客様です。お客様が望むことを得意にしている会社に間違わずに仕事を依頼できるよう、かつ失敗しないよう、あまねこうではコラムで情報を発信しています。 匿名でOKです!あまねこうでは、お問いわせやご相談をしやすいように、匿名でメールを承っています。必要な返事が完了したらお客様へ営業することはありません。お気軽にご相談ください。メールでのご相談はinfo@amanekou.com