GWから家づくりを始めた方は、
今「住まいづくり迷子」になりやすい時期です

ゴールデンウィークに住宅展示場へ行ったり、住宅会社の資料を取り寄せたりして、家づくりをスタートした方も多いと思います。
最初は楽しかった家づくりも、1か月ほど経ちました。
「いろいろ見たけれど、結局どこがいいのかわからない」
「何を基準に選べばいいのかわからない」
「予算も性能もデザインも、考えることが多すぎる」
と感じてはないですか。
これは、家づくりが失敗しているわけではありません。
情報を集め始めた方が、一度は通る道なんです。
京都市で住まいづくりを手掛ける「あまねこう」では、住宅会社を選ぶ際のストレスを減らすことも健康住宅だと考えています。家づくりの整理をお手伝いします。
- 1. GWから家づくりを始めた方は、 今「住まいづくり迷子」になりやすい時期です
- 2. 住宅会社を見すぎてわからなくなる理由
- 2.1. どの会社も良さそうに見える
- 2.2. 価格・性能・デザインの比較だけでは決めきれない
- 2.3. 「自分たちの基準」がないまま見学している
- 3. 最初に整理したいのは 「どの会社が良いか」ではありません
- 3.1. まずは今の暮らしの不満を出してみる
- 3.2. 次に、これから減らしたいストレスを考える
- 3.3. 最後に、家で大切にしたい時間を考える
- 4. 家づくりの判断基準は 「要望」より「暮らし」から作る
- 4.1. 欲しい設備を書き出す前に、困っていることを書く
- 4.2. SNSで見た憧れと、自分たちに必要なものは違う
- 4.3. 家族で優先順位を共有しておく
- 5. 住宅会社を見る前に整理しておきたい 3つのこと
- 5.1. 予算の上限
- 5.2. 土地・エリアの考え方
- 5.3. 譲れない暮らしの条件
- 6. それでも迷うときは 「相談しやすい会社か」を見てみる
- 6.1. 不安を整理してくれるか
- 6.2. 売りたい商品ではなく、暮らしから話してくれるか
- 6.3. 急かされずに考えられるか
- 7. まとめ|家づくりは住宅会社選びの前に、 暮らしの整理から始めましょう
住宅会社を見すぎてわからなくなる理由

どの会社も良さそうに見える
住宅会社をたくさん見ていると、それぞれに魅力があります。
高性能を打ち出している会社もあるでしょう。
デザインが得意な会社。
自然素材を大切にしている会社。
価格のわかりやすさを強みにしている会社。
どの会社にも良いところがあるので、見れば見るほど迷ってしまいませんか。
価格・性能・デザインの比較だけでは決めきれない
家づくりでは、価格も性能もデザインも大切です。
ただ、それだけを並べて比較しても、なかなか答えが出ないことがあります。
なぜなら、住まいは商品を買うだけではなく、これからの暮らしをつくるものだからです。
同じ価格でも、暮らしやすさが違うことがあります。
同じ性能でも、空間の感じ方が違うことがあります。
同じデザインでも、自分たちの生活に合うかどうかは別の話です。
悩んでいる方は、そういったことに気づき始めているのだと思います。
「自分たちの基準」がないまま見学している
住宅会社を見すぎてわからなくなる大きな理由は、自分たちの判断基準が整理できていないことです。
何を大切にしたいのか。
どんな暮らしを避けたいのか。
どこにお金をかけたいのか。
このあたりが曖昧なまま住宅会社を見ていると、打ち合わせをする度にその会社の説明に引っ張られてしまいます。
住宅会社を比較しすぎて疲れてしまう理由については、以前の記事でも詳しくまとめています。
関連記事:
住宅会社を調べすぎて疲れた方へ|比較疲れする家づくりの落とし穴
最初に整理したいのは
「どの会社が良いか」ではありません

家づくりを始めると、つい
「どの住宅会社が良いのか」
ということを先に考えたくなります。
もちろん住宅会社選びは大切です。しかし、その前に整理しておきたいことをお伝えします。
当たり前なのですがそれは、自分たちの暮らしです。
まずは今の暮らしの不満を出してみる
最初に考えたいのは、今の暮らしで困っていることです。
例えば、
・洗濯物を干す場所が足りない
・キッチンが使いにくい
・収納が足りない
・冬寒い
・夏暑い
・玄関が散らかる
・掃除がしにくい
・こどもの物が片付かない
たくさんあると思います。こうした日常の不満は、家づくりの大切なヒントになります。
次に、これから減らしたいストレスを考える
家づくりでは、夢や希望を考えることも大切です。
ただ、それと同じくらい大切なのが、減らしたいストレスを考えることです。
家事のストレス。
寒さや暑さのストレス。
音のストレス。
ニオイのストレス。
片付かないストレス。
住宅会社を選ぶ前に、まずは自分たちがどんなストレスを減らしたいのかを整理してみると、判断基準が少し見えやすくなります。
最後に、家で大切にしたい時間を考える
家は、広さや性能だけで決まるものではありません。もうほとんどの人が気づきはじめていると思います。
家族で食事をする時間。
こどもと過ごす時間。
愛犬と過ごす時間。
一人でゆっくりする時間。
家事を短く済ませる時間。
自分たちが家でどんな時間を大切にしたいのか。
そこを考えると、必要な間取りや素材、設備の優先順位も変わってきます。
家づくりの判断基準は
「要望」より「暮らし」から作る


欲しい設備を書き出す前に、困っていることを書く
家づくりでは、
・広いリビングがほしい
・パントリーがほしい
・ランドリールームがほしい
・吹き抜けがほしい
・土間収納がほしい
など、要望がたくさん出てきていると思います。
もちろん、それ自体はとても大切なことですね。
ただ、要望だけが増えると、予算も面積も膨らみやすくなります。
だからこそ、欲しい設備を書き出す前に、
「なぜそれが欲しいのか」
を考えてみることが大切です。
SNSで見た憧れと、自分たちに必要なものは違う
SNSやYouTubeには、素敵な家がたくさん出てきます。
参考になる情報も多いです。
ただし、そこで見た家が自分たちの暮らしに合うとは限りません。
他の家庭にとって便利なものが、自分たちにも必要とは限らないからです。
大切なのは、憧れを否定することではありません。
憧れを見た上で、自分たちの暮らしに本当に必要かどうかを考えることです。
家族で優先順位を共有しておく
家づくりでは、夫婦や家族で意見が違うこともあります。
デザインを重視したい人。
性能を重視したい人。
予算を重視したい人。
家事のしやすさを重視したい人。
それぞれ大切にしたいことが違って当然です。
だからこそ、住宅会社を決める前に、家族で優先順位を共有しておくことが大切です。
住宅会社を見る前に整理しておきたい
3つのこと

予算の上限
まず整理したいのは予算です。
住宅ローンで借りられる金額と、実際に返しながら暮らしていける金額は同じではありません。
家を建てた後も、生活は続きます。
教育費、車、旅行、趣味、日々の暮らし。
そうしたことも含めて、無理のない予算を考えることが大切です。
土地・エリアの考え方
次に、土地やエリアの考え方です。
駅からの距離。
学校区。
実家との距離。
通勤のしやすさ。
買い物のしやすさ。
土地探しを始める前に、どの条件を優先するのかを整理しておくと迷いにくくなります。
特に京都市では、地域によって道路条件や景観条件、敷地の使い方が変わることがあります。
マンション購入やマンションリノベーション、中古戸建て、そのリノベーションでも同じこと。購入の際は同様に優先する条件を整理すると良いと思います。
譲れない暮らしの条件
最後に、譲れない暮らしの条件です。
例えば、
・冬に寒い家は避けたい
・空気感を大切にしたい
・家事動線を短くしたい
・愛犬と暮らしやすくしたい
・こどもがのびのび過ごせる家にしたい
当たり前の条件であっても、整理することによって住宅会社選びの大切な判断基準になります。
それでも迷うときは
「相談しやすい会社か」を見てみる

不安を整理してくれるか
住宅会社を見すぎて迷ったときは、提案内容だけでなく、相談したときの印象も大事です。
こちらの不安をきちんと聞いてくれるか。
言葉にできていない悩みを整理してくれるか。
急いで契約へ進めようとしないか。
そうした部分も見ておきたいポイントです。
売りたい商品ではなく、暮らしから話してくれるか
住宅会社によっては、得意な商品や工法があります。
それ自体は悪いことではありません。
ただ、最初から商品説明ばかりになると、自分たちの暮らしとのつながりが見えにくくなることがあります。
本当に大切なのは、「この商品が良い」ということではなく、
「この暮らしには、この考え方が合う」
という順番だと思います。
急かされずに考えられるか
家づくりは大きな決断です。
もちろん、土地や金利、建築費の変化によって早めの判断が必要になる場面もあります。
しかし、不安が整理できないまま急いで決めると、後から迷いが残ることがあります。
迷っているときほど、一度立ち止まって整理することが大切です。
まとめ|家づくりは住宅会社選びの前に、
暮らしの整理から始めましょう

ゴールデンウィークから家づくりを始めた方は、今ちょうど情報が増えて迷いやすい時期かもしれません。
住宅会社をいくつか見た。
資料も取り寄せた。
SNSやYouTubeでも調べた。
それでも、何を基準に決めれば良いかわからない。
そんな状態になることは珍しくありません。
そのときに大切なのは、さらに住宅会社を見続けることではなく、まず自分たちの暮らしをもう一度整理することです。
今の暮らしで困っていること。
これから減らしたいストレス。
家で大切にしたい時間。
予算や土地、譲れない条件。
こうしたことを今一度整理すると、住宅会社を見る目も少し変わってきます。
家づくりは、住宅会社を選ぶことがゴールではありません。
自分たちに合った暮らしを見つけることが大事です。
迷っている方は、もう一度、暮らしの整理から始めてみてください。
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京都市で家を建てるなら
地元の工務店へ
京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。
そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。
この記事を書いた人

中川 高士
中川 高士(あまねこう代表)
大手ハウスメーカーから地域ビルダー、小規模工務店まで30年以上の建築経験を持つ。
営業から現場管理まで一貫して携わり、現在は京都で自然素材を活かした住まいづくりを提案。
10年後に「この家でよかった」
と思える暮らしが増えることで、地域が豊かになることを目指す。
【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員
住まいづくりで悩む方へ
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