自然災害への脅威が囁かれています

はじめに、
昨年の能登半島地震で被災された皆様、関係者の方々へ心よりお見舞い申し上げます。また、30年前、阪神淡路大震災で被災された方々、関係者の皆様へ重ねて心よりお見舞い申し上げます。
さて近年、自然災害への意識が高まっています。
一月度で言えば、能登の地震や阪神淡路大震災を思い出します。
その他、豪雨や台風など自然の脅威に向けて防災活動が求められています。しかしこの防災活動とは一体どのようなものでしょうか。
防災活動とは

一般的に、というと語弊もありますが「防災活動」と聞いて思い浮かぶことにどのようなことがあるでしょうか。例えば、
・食料、飲料水を備蓄しておく
・自宅の耐震補強や耐火性能の確認と確保
・トイレットペーパーや常備薬、日用品の備蓄
などが挙げられると思います。こういったこと以外で、家でできる防災活動があるのではないかと思います。
防災に関する意識
家庭内でできることに、防災への意識づけがまず挙げられます。これはご家族間で常に防災に関する話題を持つことです。
どこへ避難するのか、どうやって家族間で連絡を取るのか。連絡が取れない場合の代替案は何か、家族の勤め先や出張先の情報共有とか。
その他、そういったことを話題にして会話をすることで、意識が高まり、また自然に頭の中、意識に根付くわけです。
余談ですが、「LINE(ライン)」と言われるコミュニケーションアプリを使用しているユーザーはとても多いでしょう。
このLINEの既読機能は、ユーザーの安否確認のためにあるそうです。メッセージを送った際に、既読が付いたかどうかで安否確認ができるという発想です。
メッセージの返信がなくとも、既読がつくことでとにかくはスマートホンなどの端末を触る機会があるということがわかります。
やってみよう!防災活動

その他、家でできる防災活動や意識づけに目を向けてみましょう。
例えばお風呂。
お風呂のお湯を溜めておくということを聞いたことはあると思います。お風呂に入る直前までお湯を溜めておくと、24時間お風呂には湯水がある状態なので万が一被災しても一定の水を確保ができます。
携帯の充電は常にフルにしておく、というのも地味ですが大切です。
家の中ではないですが、電車やバスに乗るときは直前にトイレに行っておく。
乗る前にペットボトルの水を持っておく。
こういったことも防災活動です。
またマイホームの建築においては備蓄品を置いておくための「備蓄倉庫」というスペースに関しては、一定面積は容積率に算入しなくて良いという緩和措置も存在します。
京都のような狭小地の多い住宅環境においては多いに活用したい設計手法です。
まとめ|京都市内での防災も考える

いかがでしょうか。文字で書くと「なーんだ」というような内容ですが、心がけている人と、心がけていない人とではまだまだやっていない人の方が多いと感じます。
京都市内では、隣家との間がほとんどないケースが多く、火災に対する対策もしっかりと考えておきたいポイントです。
すべてを行うのは難しい場合は、少しでも活動してみましょう。その意識が大切なんではないでしょうか。
京都市で家を建てるなら地元の工務店へ
京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。
そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。
この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表
京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。
実家が工務店という環境で育ち、幼い頃から自然と建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、様々な建築会社で28年以上にわたり経験を積む。営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまで幅広く担ってきた。
2023年に独立。
現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。
「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」などの資格を活かし、「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを重視した住まいづくりのサービスを提供している。
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