土地探しのコツとは?土地探しで困っている人へポイントを解説 「土地を探すのは慣れている!」。そんな人はほとんどいないと思います。マイホームを土地から探して建てる。何度も経験しているならともかく、ほとんどの方は初めてでしょう。 土地探しで悩んでいる。そんなみなさんへ解説します。 目次 このブログのポイント ・まず土地探しのルールを決めましょう。ルールがあると迷いが発生した時に決断の手助けにもなります。・土地を探しているけどなかなか見つからない、という人がほとんどでしょう。時には厳しい判断も必要です。探し方のヒントをいくつか紹介します。 土地探しのルール マイホームのため土地を探す際のルール。これを押さえておくと失敗や後悔がグッと減ると思います。そのポイントを紹介します。 予算を決める|ルール1 土地にかける予算を考えていない!そんな人はいません。重要なのは建物の予算を含めた総額の把握。建物にかかる予算、その他に必要な費用を「なんとなく」で考えていないですか。 「気に入った土地が少々高いけどなんとかなる」で土地を購入すると「建築費用が全然足りない」という失敗につながります。建物代金を含めて総額がわかる資金計画をまず最初に行いましょう。 スケジュール|ルール2 土地探しには結構時間がかかります。経験的なニュアンスだと半年から一年以上。もちろん気に入った土地が見つかるまで、何年もかけて探すことが悪いことではありません。 しかし100点満点の土地はない、と考えましょう。スケジュールを決めてその期間に探した土地の中で最も点数の高い土地。それが要するに100点の土地だと思っても過言ではありません。 エリアと相場 希望条件はたくさんあるでしょう。住みたい場所、エリア。使える予算。しかしほとんどの人が「土地がない」「見つからない」となるわけです。エリアと相場の関係を説明します。 エリアと相場のバランス エリアは絞ってらっしゃると思います。このエリア内で「予算に見合う土地がない」とお悩みの人がいるでしょう。この場合はエリアを変える必要があるかもしれません。無いものを探していくことがあるからです。 そして、エリアには相場という価格の平均値があります。この平均値が崩れることはほぼありません。「このエリアでこの予算で」と考えている予算が相場と乖離している場合はエリアを見直すことも大切です 坪単価 土地探しの際、坪単価という言葉を聞くと思います。坪単価というのは土地の価格を土地の広さ(坪)で割り算した価格です。30坪で3000万円なら、坪単価は100万円ということです。 ここで誤解が多いのは、坪単価を基準にして考えてしまうこと。実は坪単価は、土地が広ければ安くなりますし、狭くなると単価は高くなるもの。市場で販売される土地の値付けは、市場で売買される価格、総額に左右されます。 土地の価格は坪単価で決まっているわけではない 広い土地で、大きな坪単価を掛け算するとマーケットアウト、要するに購買層から見向きもされなくなるので価格決定の際に調整されます。 また、仲介で紹介される土地のほとんどは一般の方々が売主です。売主が売りたいと思う金額が優先されます。 坪単価や相場、市場を不動産会社さんが熟慮して、売主さんにとって市場の中で「高く売れる」価格で売り出されるわけです。早い話、これが相場ですから購買層の希望に合わせあえて安くする売主はいません。 まとめ|住宅会社と不動産会社 土地探しの顧客へ向けたイベント:終了しています 少しシビアなお話でした。しかし真剣に土地探しをするなら、時間を無駄にしないようにシビアに話を進めていくことも大切です。 住宅会社は甘い話をする 住宅会社は土地探しの際、甘めの話をする傾向があります。大切な購入顧客ですから逃したくない。探せば土地はあるというような話をするわけです。 悪い話ではないのですが、なかなか土地が見つからない(マーケットに存在しない条件だったら絶対に見つからない)と思います。 不動産会社の意見は聞くべき 逆に不動産会社は相場と市場を把握してますから「無いものは無い」とはっきり教えてくれます。それは不親切ではなく、言いにくいことを言ってくれているわけです。 まとめ 大切なのは、厳しめの意見を参考にすること。そして詳細に担当者と打ち合わせをすること。希望条件の優先順位、重要度、なぜその条件が必要なのかということをじっくり細かく相談することで素晴らしい代替案が出てくることもあるからです。 京都市で家を建てるなら地元の工務店へ 京都市で家を建てる場合、注文住宅でもリノベーションにおいても京都特有の環境に注意が必要です。景観条例に代表される京都独特の法令があるからです。また狭小道路や狭小土地なども京都ならではと言っても良いでしょう。 地元での経験が長く、工事経験の豊富な工務店を選ぶことは皆さんの大きな安心へとつながることと思います。あまねこう代表のプロフィール この記事を書いた人 中川 高士:あまねこう代表 営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー。実家は工務店。幼少より建築に触れながら育つ。大手ハウスメーカー、地域ビルダー、社員一人の工務店まで経験。営業マンからスタートし、それぞれの企業で事業マネジメントまで行う。2023年に独立。「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」など暮らしスタイルに必要な資格を活かし「家」ではなく「住まいづくり」というサービスの提供に力を入れている。 住まいづくりで悩む方々へ 「他社で質問しても今ひとつハッキリしない」「いろいろ勉強してからスタートしたい」いい家を建てたいなら、いい住まいづくりをしないと失敗します。 問い合わせる