ヨークシャテリア(通称ヨーキー)は、小型犬ながらもエネルギッシュで賢く、可愛らしい外見が魅力の犬種です。
室内犬として人気が高く、日本の住環境にもぴったりですが、特有の性格やケアのポイントを理解しておくことが、快適な同居生活への第一歩です。
ヨークシャテリアの性格と魅力

小さな体に大きな自信を持つ勇敢な性格
ヨークシャテリアは体重3kg前後の超小型犬ですが、非常に自信家で警戒心が強いのが特徴です。
見た目の小ささからは想像しづらいほど勇敢な性格をしており、自分より大きな犬に対しても臆することなく立ち向かうことがあります。
物音や訪問者にも敏感で、番犬のように吠えて飼い主に知らせることがよくあります。
そのため、早い段階から無駄吠えのしつけを行うことが重要になりますが、ヨークシャテリアは頭の良い犬種なので根気強く教えればしっかりと学習してくれます。
絹のような美しい被毛
ヨークシャテリアは、まるで人間の髪のような絹糸状の被毛を持っています。
その柔らかく光沢のある被毛は、一見するとぬいぐるみのような愛らしさを感じさせ、多くの愛犬家から高い評価を受けています。
ただし、美しい状態を保つには定期的なブラッシングやトリミングが欠かせません。特に毛玉ができやすいため、日々のケアが重要となります。
また、抜け毛が少ないため部屋が汚れにくく、アレルギーを心配する方にも向いている犬種です。
その一方で、体温調整が苦手な面もあり、冬場は洋服などで保温対策をする必要があります。
ヨークシャテリアを部屋で飼うための環境づくり

安心して過ごせるスペースを確保するレイアウト
ヨークシャテリアは警戒心が強いため、安心して休める専用のスペースが必要です。
静かな角にクッションやベッドを設置し、人の動線から少し外れた場所に配置すると落ち着いて過ごせます。
特に音や動きに敏感なヨークシャテリアにとって、騒がしいテレビの近くや出入りの多い廊下付近は避けるのが理想的です。
スペースは狭くても構いませんが、周囲に壁や囲いがあるとより安心感を得られます。
また、ジャンプによる関節の負担を減らすために段差の少ない家具配置を心がけるとともに、ラグやカーペットを敷くことで滑りにくくなり、足腰への負担も軽減されます。
ヨークシャテリアの休憩スペース周辺には、おもちゃやお気に入りのブランケットを置くと、よりリラックスできる環境になります。
動き回れる安全な遊び場を室内に設ける
ヨークシャテリアは活発でよく動き回るため、室内でも運動できるようにスペースを確保しましょう。
特に長時間のお留守番をする場合でもストレスを溜めないように、日中でも自由に動ける範囲を広くとることが大切です。
滑りやすいフローリングには滑り止めマットを敷いたり、低めの家具を使って障害物コースのようにレイアウトすることで、身体を動かすだけでなく脳への刺激も与えられます。
また、トンネル型の玩具やボール転がしができるスペースを設けると、ヨークシャテリアの好奇心や遊び心を満たせる環境になります。
家具の角にはコーナーガードをつけて、万一ぶつかってもケガをしにくいよう配慮しましょう。
観葉植物や電気コードはかじる恐れがあるため、手の届かない場所に移動するか、カバーをつけるなどして安全を確保する必要があります。
まとめ

ヨークシャテリアは、コンパクトな体に似合わぬほどエネルギッシュで、自立心が強く飼い主に深く愛情を示してくれる犬種です。
その特性に合わせたレイアウトや環境づくりを行うことで、狭い室内でも快適に暮らすことができます。
京都市で家を建てるなら地元の工務店へ
京都市で家を建てる場合、注文住宅でもリノベーションにおいても京都特有の環境に注意が必要です。景観条例に代表される京都独特の法令があるからです。また狭小道路や狭小土地なども京都ならではと言っても良いでしょう。
地元での経験が長く、工事経験の豊富な工務店を選ぶことが皆さんの大きな安心へとつながることと思います。
この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表
営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー。
業界経験は28年を超える。
実家は工務店。幼少より建築に触れながら育つ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、社員一人の工務店まで経験。営業マンからスタートし、それぞれの企業で事業マネジメントまで行う。
2023年に独立。
「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」など暮らしスタイルに必要な資格を活かし「家」ではなく「住まいづくり」というサービスの提供に力を入れている。
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