新築したら犬を飼いたい|愛犬と暮らす初めてのマイホームの間取りとは

マイホームで犬を飼いたい!!!
そう思っている方は多いでしょう。賃貸住宅でペットの飼育OKのところは少ないですから、マイホームを建てる時こそチャンスだと思う方に、間取りに関するポイントを紹介します。

目次

このブログのポイント

・愛犬との暮らしのために考えることは具体的な内容を先に決めること。愛犬の種類で間取りの考え方が変わります。

・充分な広さが確保できないことも多いでしょう。そんな時は愛犬家住宅コーディーネーターに相談してみましょう。

間取りと犬種の関係

マイホームの内装などを犬仕様にしたら良い、というわけではありません。実は犬の種類と間取りには密接な関係があるんです。犬種というのは文字通り犬の種類のこと。この記事では小型犬、中型犬、大型犬で考えてみます。

あくまで目安ですが、小型犬は体重が10kgまで、中型犬は25kg、大型犬はそれ以上くらいで考えましょう。

大型犬と間取り

大型犬の場合、普段の居場所、ドッグスペースをゆったり目に確保しましょう。リビングと隣接していつでも行き来できるようにすると良いと思います。リビングとダイニングは愛犬が行き来できないような可動の間仕切りや腰上の衝立てがあると便利です。

広さに余裕があれば玄関土間と繋げて床もタイルにすると外部と内部、内部と内部のつながりが作れて暮らしやすいと思います。

広い外部の洗い場などがあると、大型犬の場合はとても便利です。冬は寒く大変なのでお風呂へ向かう動線も考えてプランしましょう。

中型犬と間取り

中型犬の場合は大型犬と違い、室内での運動も視野に入ってきます。走ったりジャンプしたりできる間取りを考えたいところです。

大型犬同様、玄関は広めに取れると良いと思います。リビングやホールから庭に出れるようなプランが可能なら人と愛犬の暮らしを適度に分けられるので良いと思います。

洗い場もあった方が便利です。体重によっては台の上で洗った後のお手入れも可能ですから、お風呂に隣接する洗面台なども工夫するのも手です。

小型犬と間取り

小型犬の場合は大型犬や中型犬のように、玄関やドッグスペースを広く取る必要はないかもしれません。大型犬、中型犬と違い、室内を走り廻るイメージで間取りを考えるのもありです。

ダイニングとリビングは間仕切れるようにするのが良いです。もしくはキッチンスペースに入れない工夫をしましょう。

大型犬、中型犬と大きく違うのは室内の段差の考え方。段差が多い、または大きいとケガの元になります。できるだけ段差のない愛犬周りの間取りを考えましょう。

まとめ

愛犬と暮らす間取りに関して代表的なものを紹介しました。まだまだポイントはあるのですが、大切なのは先に一緒に暮らす愛犬を決めることです。

できるだけ建てる前に考える

建ててから愛犬を飼うのではなく、建てる前から飼う犬種を選び考えることが重要です。そして都心部では充分な広さの間取りを確保できないことの方が多いでしょうから対策が必要です。

愛犬家住宅コーディーネーター|充分な広さがない場合

間取りに関して、充分な広さが確保できないという場合の方が多いでしょう。そんな時のために、愛犬家住宅コーディーネーターという資格をご存知でしょうか。単なる犬のスペシャリストというわけではなく、文字通り愛犬と住まいの提案のプロフェッショナル。

この有資格者が周りにいらっしゃれば、相談してみるのが良いと思います。現実の環境に合わせて、愛犬との快適ライフが達成できると思います。

京都市で家を建てるなら地元の工務店へ

 京都市で家を建てる場合、注文住宅でもリノベーションにおいても京都特有の環境に注意が必要です。景観条例に代表される京都独特の法令があるからです。また狭小道路や狭小土地なども京都ならではと言っても良いでしょう。

 愛犬との暮らしを考えるなら、愛犬家住宅コーディネーターが在籍していて、地元での経験が長く、工事経験の豊富な工務店を選ぶことが皆さんの大きな安心へとつながることと思います。

あまねこう代表のプロフィール

この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表

営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー。実家は工務店。幼少より建築に触れながら育つ。大手ハウスメーカー、地域ビルダー、社員一人の工務店まで経験。営業マンからスタートし、それぞれの企業で事業マネジメントまで行う。2023年に独立。「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」など暮らしスタイルに必要な資格を活かし「家」ではなく「住まいづくり」というサービスの提供に力を入れている。