ホウ酸による防蟻工事|シロアリ予防

 京都市西京区で注文住宅、リノベーションを手がける「あまねこう」工事担当の中川です。過日のことではありますが、注文住宅の現場にて防蟻工事を行いました。

防蟻工事ってなに|注意点も

 防蟻工事というのはシロアリ予防工事のこと。要するにシロアリに柱などを食べられないようにするため、防蟻剤と呼ばれる薬を散布して予防するのです。

 しかしこの防蟻剤、実は「農薬」。長く暮らす家に使用するなんて「とんでもない」。しかも5年過ぎたら保証期間も終わり、保証延長のために「また農薬」を散布するのです。

農薬ではない防蟻剤もある

 あまねこうでは防蟻剤にホウ酸を使用します。「ホウ酸?」と思う人も多いでしょうが、ホウ酸は無機物です。腐ることもなくほぼ永久に効果があることと、有機溶剤(農薬)のような毒性がありません。

 施工中でもマスクと防護服を着る必要もなく人体に影響がありません。「なんでだよ?」「んなわけないだろ!」と気になる方は当社のお役立ちブログの記事が参考になると思います。ぜひご参照ください。

 中川はホウ酸施工管理技士、という資格を持っています。この資格を取得する際、ホウ酸のことよりもシロアリに関することを重点的に学びます。

 一番最初に習うのはシロアリとゴキブリは仲間だということ。G対策のホウ酸ダンゴをご存知の方も多いと思います。なんとなく「なるほど」と思っていだければ(笑)

 実際には、シロアリや虫の生態、体の作りを研究した技術なのですが。詳しくは上記のブログへ。

何はともあれ、順調に工事は進んでいます。

この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表

営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー。実家は工務店。幼少より建築に触れながら育つ。大手ハウスメーカー、地域ビルダー、社員一人の工務店まで経験。営業マンからスタートし、それぞれの企業で事業マネジメントまで行う。2023年に独立。「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」など暮らしスタイルに必要な資格を活かし「家」ではなく「住まいづくり」というサービスの提供に力を入れている。