基礎工事着工前に行う大切な準備

京都市で自然素材の注文住宅を手がける「あまねこう」工事担当の中川です。

亀岡市の注文住宅現場では、7月1日に基礎工事着工を予定しています。その直前の準備として、現地で草抜きを行いました。

草抜きをするのは見た目だけのためではない

基礎工事前に草を抜くのは、見た目を整えるためだけではありません。現場がきれいであれば、お客様にとっても気持ちが良いものです。ですが、草抜きにはさらに重要な理由があります。

草抜きと「残土処分」の関係

工事で出る土は「残土」として処分されますが、草や根が混じっていると処分業者が引き受けてくれない場合があります。受け入れてもらえたとしても、処分費が高額になることも。
そのため、基礎工事の直前に草をしっかり抜いておくことが必要なのです。お客様にとっても、不要な費用はなるべくかけたくないはずです。

仮設トイレは水洗を採用

もうひとつの準備として、仮設トイレを設置しました。

真夏にかけての工事となるため、水洗トイレを採用しています。職人さんにとって快適なだけでなく、近隣の方々への配慮にもつながります。費用も大きな負担にはなりません。

まとめ:小さな工事前準備が大きな安心につながる

私は当日30分ほど草抜きを手伝い、その後の打ち合わせで現場を離れましたが、最後まで作業してくださったNさんに心から感謝です。暑い中、本当にありがとうございました。

基礎工事前の草抜きや仮設トイレの準備といった「小さな工事前のひと手間」が、結果的にコストを抑え、現場環境を整え、お客様に安心していただける家づくりにつながります。

京都市で家を建てるなら地元の工務店へ

京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。

そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。

あまねこう代表のプロフィール

この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表

京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。

実家が工務店という環境で育ち、幼い頃から自然と建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、様々な建築会社で28年以上にわたり経験を積む。営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまで幅広く担ってきた。

2023年に独立。
現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。
「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」などの資格を活かし、「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを重視した住まいづくりのサービスを提供している。

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