ミツバチと住まいと暮らしの意外な関係を紹介します

 京都市で健康住宅を手がける「あまねこう」の中川です。早速ですが、ミツバチを知らない人はいないと思います。ミツバチのおかげで甘い蜂蜜を食べることができるのですが、このミツバチと快適で健康な暮らし、住まいには大きな関係があることをご存知の方は少ないと思います。

▶︎実はミツバチの数は年々減少している

 さて、ミツバチの数は年々減少しています。ミツバチは蜂蜜だけではなく、花粉を運んでくれるという仕事もしているので草花の生態系にも影響を及ぼします。

 但し、今回はこのミツバチが減少している原因と私たちの暮らしとの因果関係を紹介いたします。

▶︎農薬と住まいの関係とは

 ミツバチが減ると、草花が減る、蜂蜜が減るという話ではなく、我々人間の健康に大きな影響を及ぼすのです。それはどういうことでしょうか。

 まずミツバチの減少は農薬が原因であると近年言われています。日本だけではなく世界的にその認識にあり、CCDと呼ばれる突然ミツバチがいなくなる現象も日本以外では農薬が原因では、と疑われています。

 余談ですが、ミツバチ減少と農薬の因果関係は農林水産省のHPにもしっかり記載されています。

(それぞれの立場に配慮し、うまく誤魔化してあるような記載ですが)

 なにより、住まいで使用されるシロアリの予防剤は実は「農薬」。要するに殺虫剤。ミツバチ、赤とんぼ、その他生態系を脅かしているかもしれないネオニコチノイドと呼ばれる農薬が、マイホームに使用されているのです。

 かつ、マイホームに散布するシロアリの防蟻剤が農薬(殺虫剤)であるということを知っている人はとても少ないのが現状です。農薬、と知ったら皆さんは家の中にそれを散布するでしょうか。

 そもそも防蟻剤を散布している方はかなりの防護服を着用します。なぜでしょうか。

公益社団法人日本しろあり対策協会HPより

 このネオニコチノイドは、人間であれば脳神経に作用すると研究されていて、乳幼児、妊婦、体力の低いご年配の方には特に大きな影響を懸念されています。

▶︎農薬を使わないシロアリ予防をおすすめします

 農薬を使わずにシロアリの予防は可能です。簡単に説明すると、虫には腎臓がないので虫の体内で分解できない無機物(ホウ酸)を採用する防蟻工事がオススメです。

 健康住宅を謳っているのに、農薬を散布する住宅会社も実存します。しかしその是非を判断するのはあくまで消費者。みなさまです。

 余談ですが、中川が「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」という資格を持っているのは、この問題を解決したいため。住まいの空気環境を整え、みなさまの身体のストレスを減らしたいためです。

 住まいづくりにあたっては判断するための正確な情報を得るようにしましょう。あまねこうのブログはこの観点で情報を発信していますので、有効にご活用いただけると幸いです。

(本記事はあまねこうの考える住まいづくりとの比較ですので、特定の方々への誹謗中傷を意図するものではありません)

この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表

営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー。実家は工務店。幼少より建築に触れながら育つ。大手ハウスメーカー、地域ビルダー、社員一人の工務店まで経験。営業マンからスタートし、それぞれの企業で事業マネジメントまで行う。2023年に独立。「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」など暮らしスタイルに必要な資格を活かし「家」ではなく「住まいづくり」というサービスの提供に力を入れている。

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