京都市西京区で住まいづくりを手がける「あまねこう」の中川です。住まいづくりを検討している方の中にはシックハウス症候群について調べている方も多いことでしょう。情報が溢れすぎているように感じるので少し整理してみましょう。

◼︎そもそもシックハウス症候群とは

 このシックハウス症候群という言葉は使われ出して30年くらい。ある医師自身が新居にて身体に起こる症状を総称したと言われています。京都府のホームページには、住まいの高気密化により建材から発生する化学物質での空気汚染による健康被害である、と要約されています。

 国は対策として建築基準法でクロルホルピスとホルムアルデヒドの2種類の物質(だけ)を規制しました。一定量以下であれば大丈夫(だろう)という値を定め基準値を設けたのです。建材に「☆(スター)」印を義務付け、最大4つの☆が付いていれば無制限で使用できます、と。

◼︎シックハウス症候群のことをもっと知りましょう

(ここからは、あまねこうの見解ですので参考としてください)
 この規制を逆手に「基準値以下なら健康住宅」と解釈する住宅会社が増え、「F☆☆☆☆(フォースター)なので健康住宅です」と認識させる告知が目立ち出しました。本当は「国が定めた基準値以下です」という意味のはずなのに。しかも建築基準法は2物質しか規制していません。

 健康住宅の定義にもよりますが、シックハウス症候群が気になる方は勉強することがたくさんあると覚えておいてくださいね。
 ちなみに中川は「F☆☆☆☆なので大丈夫です」と言ったことは一度もありません。

 余談ですが、木造住宅系の会社が「ヒノキチオールが出て健康的に‥」という話をすることがあります。ヒノキチオールはれっきとした芳香族化合物。シックハウス症候群の原因になることがあります。

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