
住まいづくりが進む中で、「インテリアや内装はどうしようかな」とワクワクしながら悩まれる方も多いでしょう。
今回は、無垢材や漆喰などの自然素材と相性が良く、アクセントとして取り入れやすい“タイル”についてご紹介します。
奥様の好みから生まれた「苔色タイル」のアイデア

以前、打ち合わせの際に奥様から「苔や葉っぱのような色が好きなんです」とお話しいただいたことがありました。そこでご提案したのが、苔色やリーフグリーンのタイルです。
このように、お客様のちょっとした“好き”という気持ちを出発点に、あまねこうではインテリアの方向性を一緒に探っていきます。
自然素材と鮮やかな色は、お互いを引き立て合います。特に自然界に存在する色は、無意識の緊張を和らげ、心地よさや落ち着きを空間にもたらしてくれます。
タイルは「意味のある場所」に使うのがポイント

「なんとなくどこかにタイルを使ってみたい」という気持ちは、決して間違いではありません。実際に多くのお客様がそういったご要望を持たれます。
ですが、あまねこうではその「なんとなく」を「意味のある使い方」に昇華させることを大切にしています。
たとえば、洗面室の腰壁に白系の細長いタイルをボーダー状に横に貼ることで、目線が流れて空間が広く感じられるようになります。これは「インテリア」としてだけでなく、「空間演出」という意味でも効果的な使い方です。
また、素材感を揃えることで「嫌味なくおしゃれに仕上げる」ことも可能です。漆喰壁に近い白を選べば主張しすぎず、自然素材の風合いともなじみます。
まとめ|「なんとなく」を「納得のカタチ」に

タイルは、空間に個性や彩りを与えるだけでなく、使い方次第で心地よさや機能性も高めてくれます。
あまねこうでは、漠然としたイメージをしっかりと打ち合わせを重ねながら「納得のいくカタチ」へと整えていきます。
「好きな色をどこかに使いたい」――そんなシンプルな気持ちが、空間の主役になることもあります。ぜひ、あなたらしい住まいのヒントとして“タイル”を取り入れてみてはいかがでしょうか。
京都市で家を建てるなら地元の工務店へ
京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。
そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。
この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表
京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。
実家が工務店という環境で育ち、幼い頃から自然と建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、様々な建築会社で28年以上にわたり経験を積む。営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまで幅広く担ってきた。
2023年に独立。
現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。
「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」などの資格を活かし、「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを重視した住まいづくりのサービスを提供している。
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