◼︎ハウスメーカーと工務店、何が違うの?

みなさんこんにちは。京都市西京区で天然素材を用いた住まいづくりを手がける「あまねこう」の中川です。

住宅メーカー(ハウスメーカー)、ビルダー、工務店、何が違うのですか、という質問をいただきました。

中川は実家が工務店でした。営繕(修理)からゼネコンの下請けもしていました。その後、誰もが知っている住宅メーカーに勤めました。さらに京都では誰も知らない人がいないような有名ビルダー、数人規模の工務店も経験しています。

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この質問にしっかり答えられると思います。ではざっくりとですが紹介したいと思います。

◼︎細かく部門が分かれている

【住宅メーカー・ハウスメーカとは】
自社でのルールをしっかり作り上げることで商品(住宅)の精度を高め、全国的に均一な精度の住まいを供給できる。
組織的には事業部門が細かく分かれており、業務部門も細かく分かれている。

住宅部門で例を挙げると、

・総務・経理・営業(注文住宅や建売などで細かく部門が分かれる)・設計・積算(見積り)・発注・工事・品質管理・アフターメンテナンス、などなど。

それぞれに人員が配置されており仕事に従事する。人が多いので人件費が占める割合が高い。
また、本社機能には広告宣伝、企画、その他びっくりするくらいの数の部門がある。

◼︎目に見えてわかる特徴は

特徴としては、前述のルールにより顧客が求める性能がわかりやすく、工事品質も一定化されているので安心。
勘違いしやすいのは、顧客側は大きな会社なので「なんでもできる」「細かい精度の仕事ができる」と思ってしまうこと。
ルールを逸脱すると、極端に金額が高くなったり、施工精度が悪くなりクレームの元になることがある。

こんなところでしょうか。中川の経験からクレームに多かったのは「経験不足」が理由の部分。

要するに顧客はハウスメーカーなら難しい造作もやってもらえると思い発注するわけですが、営業マンをはじめ工事の担当に至るまで、知識不足と経験が乏しいことに起因することが多かったように感じます。

今回は住宅メーカー、ハウスメーカーに関してのお話しでした。