京都市西京区で住まいづくりを手がける「あまねこう」の中川です。健康住宅を考える際、シックハウス症候群と化学物質過敏症の話題に触れることが多いです。似て異なるこの二つ、少し整理しようと思います。

◼︎シックハウス症候群とは

 シックハウス症候群は文字通り、ハウス、住まいの建材など家に起因した空気中の化学物質が原因で頭痛や吐き気、アレルギーのような症状を起こすことを言います。空気質の改善が効果的であると最近では言われており、空気清浄機や換気扇、またそもそもそういった物質を発散させない住まいを、という動きもあります。

◼︎化学物質過敏症とは

 化学物質過敏症は病名ではなく症状をさした言葉で、まだ完全に解明されていない疾患です。シックハウス症候群が入り口になるという話もあります。様々な化学物質に身体が過敏に反応してしまい、頭痛、めまい、その他アレルギーのような症状に。低濃度の化学物質にずっと触れていることで身体に蓄積し、慢性的な症状となる場合もある疾患です。

◼︎住まいづくりで対応できることは

 健康住宅というからにはこの二つの問題を含んで建てないと意味がありません。症状が出ないようにする、治す、ということは住まいだけでは絶対にできません。しかし住まいや住まいづくりでできる対応は行うべきですね。

 まずは空気質だと思います。空気を清浄するという考え方も一つですが、長く永く暮らす家ですから、家そのものから多種の化学物質が発散されないようにするのがそもそも論ではないかと強く思います。

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