みなさんの想いを職人さんがどのように叶えてくれるのか。ぜひ紹介させてください。

 京都市西京区でリノベーション、注文住宅を手がける「あまねこう」の中川です。いつもこのブログで偉そうなことを書いていますが、あまねこうの仕事は数多い職人さんの手で支えられています。みなさんの想いをカタチにしてくれる職人さんの技を紹介いたします。

▶︎たかが階段、されど階段

 京都市北区のリノベーション。階段の踏み板はヒノキの無垢材。材木屋さんに作ってもらい、大工さんが加工して設置。蹴込みは左官屋さんにモルタルセメントを塗ってもらいました。

 それ以外には何も飾りがない階段です。階段を上がる時、職人の技を見ながら上がることができる。逆にそれしか目に入らない。カッコいいですね。

▶︎毎日が特別になる和室

 階段を紹介したお住まいとは違う京都市北区のリノベーション。リビング続きの和室で、リビングにいても和室にいても特別な空間になるようにと提案しました。

 半円の開口を大工さんが綺麗に加工。左官屋さんが漆喰を塗ってくれています。中川はこの半円の径と大きさを決めました。

▶︎大工さんによる家具製作

 これも別の京都市北区でのリノベーション。通常、家具は家具屋さんに依頼するのですがこの現場は大工さんが製作してくれました。素晴らしい仕上がりです。ウォルナット風に塗装してくれた塗装屋さんにも感謝です。

▶︎製作建具にビー玉という実益と遊び心

 京都市左京区の注文住宅での製作建具。建具屋さんに依頼。このドアは実はトイレのドアなんです。誰かが入っているかどうかがわかるように、ライトスコープと呼ばれる窓をトイレのドアには設置します。

 このライトスコープをビー玉にしてみたんですね。みなさんの家のトイレのドアを見てみてください。窓があると思うのですがそれがビー玉になっている。可愛いですね。

 こんな風に、職人さんの技、手作業が活きる仕上がりになるのはみなさんの想いを汲み取り叶えたいから。やりたいことを叶えましょう。あまねこうがお手伝いいたします。

この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表

営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー。実家は工務店。幼少より建築に触れながら育つ。大手ハウスメーカー、地域ビルダー、社員一人の工務店まで経験。営業マンからスタートし、それぞれの企業で事業マネジメントまで行う。2023年に独立。「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」など暮らしスタイルに必要な資格を活かし「家」ではなく「住まいづくり」というサービスの提供に力を入れている。