京都市西京区で自然素材を使ったリフォーム工事を手がける「あまねこう」の中川です。 築30年のマンションリフォーム。キッチンを中心に内装を手掛けさせていただきました。ところで、水廻りのリフォームはお金がかかるというイメージをお持ちだと思います。チラシ等ではキッチンなどはすごく安い金額で記載されているのに見積りを見て「たかっ!!」と思った、という声を聞くことが多々あります。今日は、そんなキッチンリフォームのお話です。さて、皆さんはキッチンのリフォームの何に対してお金がかかる(見積もりが高くなる)と思いますか。実は「配管」にまつわることが多いのです。 マンションでは特に配管の位置がもともと決まってしまっています。この配管の位置にピッタリ収まるキッチンでない限り、配管工事をやりかえる必要があるのです。こちらのお客様は「システムキッチンにしたい」というご要望がありました。そうなると、床をめくり、配管をやり変えなければなりません。キッチン交換の費用だけではなく、床をめくる解体工事 + 配管工事 + 床下地の補修工事、と一気に仕事の種類が増えるわけです。このような理由でチリも積もれば的に見積もりが増額していきます。 今回のリフォーム工事は、「交換してキレイにしたい」というご要望。 それなら、ということで一見システムキッチン風に見える置き型のキッチンがあるのでご提案いたしました。このキッチンだと配管をやり変える必要がないので、工事費用は安価に抑えることが可能です。 キッチンをキレイにしたい!↓ではシステムキッチン↓高い!グレードを下げて安く…安い工務店を他に探す…というようなマイナス思考ではなく、しっかりと目的がハッキリしていると、色々なアイデアが提供できると思います。