みなさんこんにちは。京都市で注文住宅を手掛ける「あまねこう」工事担当の中川です。

今回は、京都市南区で進行中の注文住宅現場からのレポートです。いよいよ工事も終盤、「養生めくり」と「美装工事」に入りました。

養生をめくり、仕上げの美装へ

建物の完成が近づくと、「養生(ようじょう)」を外す作業に入ります。養生とは、傷や汚れを防ぐために床や壁に設置していた保護材のこと。これを取り除くことで、ようやく内部の仕上がりが見えるようになります。

続いて行う「美装」は、建物内を丁寧に清掃して、いわゆる“お引き渡し前”の状態に整える大切な工程です。

緊張感とワクワクが入り混じるタイミング

現場を管理している立場としては、養生をめくった瞬間がいつも特別です。

完成が見えてきた安堵と、お施主様がこの空間をどう感じてくださるかという期待で、気持ちはとても高まります。

まだ緊張感はありますが、「ついにここまで来たか」という思いもあり、少しだけほっとする瞬間でもあります。

美装の後も、最後の仕上げが残ります

美装が終わればすぐ引き渡し…と思われがちですが、実はまだ少し工事が残っています。

例えば、サッシへの網戸の取り付け、カーテンの設置など、細かな仕上げ工事が待っています。

ただし、すでに主要な造作工事や取合い工事は終了しているので、ここからの工程は比較的スムーズに進みます。

今回は“カーテン”にも注目ポイントが

ちなみに、今回のお住まいではカーテンにも特別なこだわりがあります。

お施主様のイメージを丁寧にヒアリングし、空間に調和するデザインと色味を選定しました。完成後の印象を大きく左右する部分なので、私たちも仕上がりがとても楽しみです。

このまま引き渡しに向けて、最後まで丁寧に現場を管理してまいります。

京都市で家を建てるなら地元の工務店へ

京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。

そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。

あまねこう代表のプロフィール

この記事を書いた人

中川 高士

京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。

実家が工務店という環境で育ち、幼少期から建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、28年以上にわたり幅広い建築会社で経験を積む。
営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまでを担い、建築の全体像を深く理解するに至った。

2023年に独立し、現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。

【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員

「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを大切に、自然素材を活かした住まいづくりを提案している。

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