みなさんこんにちは。
京都市で注文住宅を手掛ける「あまねこう」工事担当の中川です。

京都市南区で進行中の注文住宅は、いよいよ終盤に差しかかっています。現在は「仕上げ工事」と呼ばれる工程に入っており、いわゆる完成間近の状態です。

仕上げ工事とは?注文住宅での“終盤”工程

戸建て住宅における「仕上げ工事」とは、一般的にイメージされる「内装仕上げ」や「クリーニング」とは少し異なります。

この段階では、電気設備や水まわり設備の最終的な取り付け作業が中心となります。

電気工事と設備機器の取り付け

具体的には以下のような作業が行われます。

  • 電気工事:コンセントの設置、照明器具、換気扇、煙感知機などの取り付け。
  • 住宅設備の設置:トイレや洗面化粧台などの設備設置。
  • キッチン設備:キッチンはメーカーによる施工が多いですが、給排水などの接続工事は「仕上げ工事」に含まれます。

内装仕上げ(クロス貼りなど)が完了してから行うため、家の完成がいよいよ見えてくる段階です。

建具工事は仕上げの後?前?

場合によっては、建具(ドア・引き戸など)の吊り込みが仕上げ工事の後に行われるケースもあります。

特に和室の襖(ふすま)や畳の設置は納期の都合で後回しになることもあります。

ハウスメーカーの場合は、原価管理の都合で建具を前もって設置しておくケースが多いですが、クロスの貼り作業との兼ね合いで、仕上がりに影響する場合も。
工務店では、仕上げ工事の後に建具を設置することが比較的多い印象です。

完成までもう一息

このように、戸建て住宅の終盤工程では多数の職人さんや業者さんが関わり、「住める家」になるための最終仕上げが行われます。

今回の注文住宅も、いよいよ完成間近。
最後まで丁寧に、責任を持って進めてまいります。

京都市で家を建てるなら地元の工務店へ

京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。

そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。

あまねこう代表のプロフィール

この記事を書いた人

中川 高士

京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。

実家が工務店という環境で育ち、幼少期から建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、28年以上にわたり幅広い建築会社で経験を積む。
営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまでを担い、建築の全体像を深く理解するに至った。

2023年に独立し、現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。

【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員

「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを大切に、自然素材を活かした住まいづくりを提案している。

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