みなさん、こんにちは。京都市でリフォーム工事を手がける「あまねこう」工事担当の中川です。
京都市山科区でのリフォーム工事にて、屋根の葺き替え工事を行なっていました。ようやく屋根工事が完了いたしました。
中古戸建て購入時のリフォームのポイント
中古戸建てを購入してリフォームを検討するお客様は大変多いと思います。
その際、いくつかの要注意ポイントがあるのですが今回は屋根に関してお伝えします。
築年数が古い際の屋根材の確認を
築年数が古いお住まいの場合、購入住宅の屋根材の種類を確認するようにしましょう。
雨漏れの有無はみなさん確認すると思います。またいつか屋根を葺き替えようと思うお客様も多いでしょう。ただし、実際には購入時に屋根材の確認を絶対しておくようようにしてください。
または、購入の機会に屋根と外壁はリフォームすることを推奨します。
理由は屋根材です。古い戸建ての屋根に関して、昔すごく流行った屋根材があるのですが、老朽化が激しくまたアスベストが混入されているものが存在します。
アスベストは製造年により混入がないものもあるのですが、購入する住まいに屋根材の製造年がわかるような資料はまず残っていません。
アスベスト調査費や割高な工事費用になることも
アスベストの有無がわからない場合は、サンプル調査を行います。
もしアスベストが出た場合は、諸手続きや処理、仮設工事それぞれが割高になってしまいます。購入してからでは予算ショートを起こす可能性もあるので大変重要なポイントです。
中古戸建てを購入してリフォームやリノベーションをしたい。そんな思いをお持ちの方には知っておいてほしい情報です。
今回のお客様のお住まいは、アスベスト調査の結果、アスベストは含有されていませんでした。そんなわけで無事に（？）葺き替え工事が完了した次第です。
京都市で家を建てるなら地元の工務店へ
京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。
そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。
この記事を書いた人
中川 高士：あまねこう代表
京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。
実家が工務店という環境で育ち、幼い頃から自然と建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、様々な建築会社で28年以上にわたり経験を積む。営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまで幅広く担ってきた。
2023年に独立。
現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。
「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」などの資格を活かし、「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを重視した住まいづくりのサービスを提供している。
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