
みなさんこんにちは。京都市でリフォーム工事を手がける「あまねこう」工事担当の中川です。
現在、京都市山科区で一戸建てのリフォーム工事が佳境です。順調に進めさせていただいている中で、屋根の葺き替えを追加工事として承りました。
中古戸建てを購入|リフォーム工事のポイント
一戸建て、中古住宅を購入してリフォーム工事を行う人は多いと思います。今回のお施主様も一戸建てを購入してのリフォーム。
ただし、内部、内装工事がメインでした。ですが長く暮らす新しいお住まい。雨漏れなどは家の寿命に大きく関わります。
外壁塗装工事で足場を掛けていたのですが、「屋根工事もこの際にやっておきます」とのことで承りました。
屋根の葺き替え|古い材料には注意が必要

追加工事として承ったものの、中古住宅や築年数の古い家では屋根の葺き替えには注意が必要です。それは材料によっては「アスベスト」が混入しているからです。
今回の屋根材も、古い屋根材料で年代によってはアスベストが混入されている商品でした。葺き替えの前にサンプルを用意してアスベスト調査を行いました。
結果的にはアスベストは含まれていませんでした。
もしも含まれていた場合は、撤去工事がとても高額になってしまいます。処分費用もさることながら、足場のネットなども張り替えて、周辺のお住まいに飛散しないようにする必要があるからです。
特に中古住宅を購入して屋根工事をご計画されている方は、購入前に調査やリスクの確認をしておくことをおすすめいたします。
京都市で家を建てるなら地元の工務店へ
京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。
そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。
この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表
京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。
実家が工務店という環境で育ち、幼い頃から自然と建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、様々な建築会社で28年以上にわたり経験を積む。営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまで幅広く担ってきた。
2023年に独立。
現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。
「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」などの資格を活かし、「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを重視した住まいづくりのサービスを提供している。
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