外国人観光客向け|商業ビルの大改修工事です

みなさんこんにちは。京都市でリノベーション工事を手がける「あまねこう」工事担当の中川です。
以前から取り掛かっている観光商業施設ビルの工事が佳境です。先日、消防検査でした。4階建てのビルで約900m2の面積の工事です。
建築確認申請、用途変更もあり、防火の規定も変わります。告示と呼ばれるルールにより決定している区画もあり、正直かなりややこしいことになっています。
内装制限、窓、避難経路と誘導灯、その他守るべきルールが事細かに決定されている、と考えていただければ良いと思います。
消防検査|避難器具の設置

定められた場所に避難器具を設置しなければなりません。画像ではわかりにくいですが、床のコンクリートスラブにガッチリ固定されています。
普段は短く片付けていて、使用の際にボルトを引き抜くと自動で伸びて固定される仕組みです。
ただ、実際に使えるかどうかの検査を目の当たりにしたのは初めてでした。
消防検査|避難器具をテスト

実際に使えるかどうかは、要するに実際にテストするわけです。今回は3階部分に設置されています。そこから降りて見るわけです。
検査員の方も、
『今回は4階建てですけど、先日の7階建ての検査は「ホントに大丈夫やろな‥」とか思いながら降りました…』とのこと。そりゃそうでしょう。。。。見てる方も興味深くも怖かったです。
とにもかくにも、広い上に細かい対応の工事だったので不安でしたが、無事に合格。よかったです。
どんな工事をしているか、興味のある方は以前の工事日記をぜひご覧になってください。
京都市で家を建てるなら地元の工務店へ
京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。
そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。
この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表
京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。
実家が工務店という環境で育ち、幼い頃から自然と建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、様々な建築会社で28年以上にわたり経験を積む。営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまで幅広く担ってきた。
2023年に独立。
現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。
「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」などの資格を活かし、「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを重視した住まいづくりのサービスを提供している。
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