安藤忠雄設計の安野光雅館|見学してまいりました

 京都市で注文住宅、リノベーションを手がける「あまねこう」工事担当の中川です。先日のことですが「安野光雅舘」に行ってまいりました。京丹後市の和久傳の森(わくでんのもり」の中にあります。

和久傳の森|料理旅館が発祥

 京丹後発祥の料理旅館「和久傳」の料理が食べられる料亭があります。その広大な敷地内に「森の中の家」安野光雅舘が隣接しています。

安藤忠雄氏が設計

 実を言う和久傳の料理を食べに行くことが主たる目的だったのですが、隣接している安野光雅舘は安藤忠雄氏の設計ということもあり二重に美味しい日になりました。

安藤忠雄氏とは

 建築を仕事にしている人で安藤忠雄氏を知らない人はいないと思います。一般の方で知らない人のために簡単に説明すると、日本を代表する世界的な建築士。特にコンクリートを採用した造形が美しくかつ機能的で、一目見ればすぐにわかるほど。

 建物の外観は木造風なのですがコンクリート造です。撮影禁止なので中の写真は紹介できませんが、素晴らしい建築でした。

和久傳

 料理も堪能してまいりました。料理が出てくるまでの時間も周囲の風景に目を奪われ、時間の流れが早いのか遅いのか不思議な感覚でした。

安野光雅氏とは

 安野光雅氏をご存知の方はとても多いと思います。美しい素朴な(中川の感想です)水彩画を描く美術家。絵画だけではなく、文学や様々なことへの造詣も深く、そういったことが作品に表現されているのだと思います。

 中川は絵だけではなく、絵本というか物語が大好きです。「手品師の帽子」という安野氏の小説を高校生の頃に何度も何度も読むくらいハマりました。

 安藤忠雄氏の建築と、安野光雅氏の世界と和久傳の料理。二重ではなく、三重に美味しい1日となりました。

この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表

営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー。実家は工務店。幼少より建築に触れながら育つ。大手ハウスメーカー、地域ビルダー、社員一人の工務店まで経験。営業マンからスタートし、それぞれの企業で事業マネジメントまで行う。2023年に独立。「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」など暮らしスタイルに必要な資格を活かし「家」ではなく「住まいづくり」というサービスの提供に力を入れている。