中間検査合格いたしました|確認検査期間とJIO

 京都市西京区で注文住宅を手がける「あまねこう」工事担当の中川です。亀岡市で施工中の注文住宅において中間検査が行われました。

 中間検査というのは、簡単に言うと法律通り、設計図通りに施工が行われているか、というチェックです。

確認検査機構のチェック

 誰がチェックするのか。まずは確認検査機構と呼ばれる機関の検査員の方がチェックします。確認検査機構というのは「この家を建てます」と申請、要するに建築確認申請を受け付けてチェックし「図面はOK、建てていいよ」という機関です。

 そして工事の中間で、完了してしまうと見えなくなってしまう部分のチェックに来るわけなんです。隠蔽部分と言います。木造住宅の場合は、金物と言われる耐震に関わる構造のチェックがメインになります。
(もちろん他にもあります)

日本住宅検査機構

 もう一つ、日本住宅検査機構のチェックです。こちらは第三者機関としてのチェックになります。マイホームの新築には「かし保険」と呼ばれる保険の加入が必須となっています。

 この「かし保険」というのは万が一我々施工会社が経済的な理由でお客様のお住まいの保証ができなくなった時に、金銭補償を行いお客様のお住まいをアフターケアできるようにする保険会社です。

 保険をかけるわけなので、保険をかけて良い家かどうかをチェックします。確認検査機構と同様に、基礎の配筋や構造、金物、その他チェックするのです。

 そして無事に合格いたしました。
(合格しないと次に進めませんしね)

 合格した、ということは工事も進められるし、保険も付保されるしお客様も安心できる、というわけです。もちろん完了検査という工事完成後の検査があるので気を抜くことはできません。

 そして完成まではまだまだです。お引き渡しまでしっかりと工事をしてまいります。

この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表

営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー。実家は工務店。幼少より建築に触れながら育つ。大手ハウスメーカー、地域ビルダー、社員一人の工務店まで経験。営業マンからスタートし、それぞれの企業で事業マネジメントまで行う。2023年に独立。「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」など暮らしスタイルに必要な資格を活かし「家」ではなく「住まいづくり」というサービスの提供に力を入れている。