お客様が望むことを得意にしている住宅会社に依頼しましょう

 京都市西京区で住まいづくりを手がける「あまねこう」の中川です。ブログで頻繁に「お客様が望むこと、頼みたいことを得意にしている住宅会社に頼みましょう」と書いています。先日、具体的な例で教えて欲しいと聞かれましたので紹介いたします。。

▶︎例えば「湿気と結露」をなんとかしたい、と思っている場合

 湿気と結露に悩む人は多いと思います。梅雨のジメジメ。真冬の結露。「断熱工事で解決します」と説明する会社もあり、とても驚きます。

 そもそも「湿気」という言葉が曖昧な表現です。水が気体になったものは水蒸気。湿気を水蒸気だと定義するとわかりやすくなります。

 この水蒸気を含んだ空気は軽いので天井の方に登ります。かつ暖かい空気も天井付近に溜まります。

 冷たい空気は下に溜まります。かつ暖かい空気の方が水蒸気を多く含むことができ、冷たい空気の水蒸気は少ないわけです。

 湿度50%とよく言いますが、空気の温度により内包する水蒸気の絶対量は違います。相対湿度が50%でも絶対湿度は暖かい空気の方が多いわけです。

 この話、難しいかもしれません。しかし、こういったことがちゃんとわかっていれば、湿気対策もできて換気扇の取り付け位置もちゃんとわかるわけですね。

▶︎暮らしの問題を科学と物理で解く

 難しいことを優しく書いたつもりですが、苦手な人にとってはわかりにくいと思います。

 このブログで言いたいことは「湿気と結露の対策」という課題があったときに、この前述の物理を理解している住宅会社に頼まないと解決できないということです。余談ですが、湯気は水蒸気ではありません。湯気は水、液体です。

 一般のお客様は住宅会社はなんでもちゃんと知っていると思ってしまうわけですが、実際にはそんなことはありません。住宅会社には得意不得意があるんです。

 ですから、お客様が望むこと、頼みたいことを科学や物理でしっかりと説明できる住宅会社を選ぶようにすると失敗することがないと思います。

中川 高士:あまねこう代表

営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー。実家は工務店。幼少より建築に触れながら育つ。大手ハウスメーカー、地域ビルダー、社員一人の工務店まで経験。営業マンからスタートし、それぞれの企業で事業マネジメントまで行う。2023年に独立。「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」など暮らしスタイルに必要な資格を活かし「家」ではなく「住まいづくり」というサービスの提供に力を入れている。

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