京都市西京区で住まいづくりを手がける「あまねこう」の中川です。間取りの打ち合わせでキッチンの話になると、ほとんどの方が「対面キッチンに」「カウンターキッチンに」とご要望する感じです。

 人気の?対面キッチンなのですがメリット、デメリットを少し紹介いたします。

◼︎対面キッチンとダイニングテーブルの関係で使いにくくなる

 対面キッチンで良く言われるのは動線が長くなる、ということ。これはキッチン側からダイニングやリビングに行くのに廻り込むからという意味でよく言われるのですが、実はテーブル側からも同じことが言えます。

 中川の住まいは画像のようなテーブルの配置。我が家ではご飯などのおかわりや配膳は家族がそれぞれ行います。私は一番奥に座っているので動くたびにキッチンまで廻り込まなければなりません。大変面倒です。

 ですからこの画像のように設計すれば良かった、と住みだしてからすぐに思いました。暮らし方によってデメリットは変わりますので、使い方によって検討すると良いと思います。

◼︎キッチンから家族の様子が伺える

 子育て世代であればキッチンからDKの様子が伺えるというのが最大のメリットです。ダイニングで宿題をしたりするご家庭も多く、こどもの様子が見れるのは安心ですね。

 食事の際に家族が勢揃いできるご家庭なら、調理とコミュニケーションが一緒にはずむのが良いですね。

 このように対面キッチンは暮らし方によってメリット・デメリットが変化するので、間取り検討の際の参考にしていただければと思います。

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