京都市西京区で住まいづくりを手がける「あまねこう」の中川です。

 所有している家を売って新しい家を買う。なんなら土地を買って注文住宅を建てる。そのようなご計画の方も居ると思います。

 実は物件を買って建てることが、マイホーム取得で一番難しく、さらに所有している家を売ってというイベントが絡む。これ、かなり難易度が高いのですが、なんの難易度が高いのでしょうか。

◼︎「お金の流れ」がとても難しくなる

 不動産売買が絡むとお金の流れが難しくなります。そこにある物件を買うだけなら代金を払えばOKです。土地を買って家を建てる場合なら?

「住宅ローンを借りて、土地代払って、建設費を払うだけでしょ」と考えた方は損をしています。

 土地を住宅ローンで買う場合は登録免許税が4倍に。ローンが高額になればなるほど税金も高くなります。

 また土地の購入をしてから建築計画を進めていくと全体スケジュールが長くなり、土地を買った後の長い期間分の金利を支払うことに。

 要するに、土地を買う時に建築の計画が成り立っていないと長い期間の住まいづくりをすることになり、それだけ金利負担が増えるわけです。

 どうでしょうか。お客様の営業担当はちゃんとこのことを伝えてくれていますか。

◼︎売って買う場合はもっと難しくなる

 さらに所有不動産の売却費を購入費用に見込む場合、売却ができなかったり、予定より低い金額になってしまうと計画が破綻してしまいます。ワクワクする建物の打ち合わせよりも、資金計画の打ち合わせが中心になり楽しくない住まいづくりになる可能性も。

 不動産売買が住まいづくりに絡む時は、不動産売買にスケジュールは引っ張られる、そう覚えておいてくださいね。

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