京都市西京区で自然素材を使った注文住宅を手がける「あまねこう」の中川です。

今月2月初めの話なのですが、大手銀行の住宅ローンの金利が上がりました。その内容を見ていきましょう。

◾︎年利0.05%~0.14%のアップ

10年固定の再優遇金利において、三井住友銀行が0.05%のアップとなりました。再優遇金利というのは、一定の条件が整うと銀行ががんばってくれて、もうこれ以上は無理です!という再下限の金利のことです。

その他の銀行でも10年固定の再優遇金利がアップとなったわけです。

金利はなぜ上がったのでしょうか。

◼︎住宅ローンの金利は市場の金利に紐づいています

住宅ローンの金利は、市場の金利に紐づいています。固定金利は多くが長期金利に結びついているのです。長期金利というのは、金融機関が企業に1年以上の期間で貸し付ける際の金利です。10年物国債が長期金利の指標にもなっているので、固定金利で住宅ローンを考えている人は国債の動きを見ると良いと思います。

変動金利は短期金利に紐づいています。業績や財務状況が良い企業に金融機関が1年以内で貸し付ける際の金利が短期金利となります。

固定金利は選んだ期間は金利の上昇の不安を抑えられるという安心感があります。ただし、金融機関によっては海外の通貨に金利連動しているものもあったりするので、見かけの金利だけで判断しないようにするのが良いと思います。

難しい!!!と思う方は、匿名、ニックネームで大丈夫なのでお気軽にあまねこうにご相談ください。