住まいづくりを楽しむために「納まり」を知ろう!

住まいづくり真っ最中のみなさまは、マイホームの打ち合わせを楽しんでらっしゃると思います。そんな打ち合わせをもっと楽しくする知恵を紹介します。


それは「納まり」を考えることです。

目次

納まりというのは工事の細部のこと

納まりは「おさまり」と読みます。

見かけや仕上げの細かい作りや部材と部材の干渉する部分を美しく見せることを総称してそのように呼ばれます。

例えば画像の玄関を見てください。玄関框(かまち)があり、玄関巾木と呼ばれるものが施工されています。

框というのは玄関の段差のところの鼻先の化粧材。玄関巾木は框と同じ高さで横に渡す化粧材のこと。

これがあるおかげでタイルが貼れるわけです。おかしなところは全くありません。角材の立派な框と、框と同じ高さの玄関巾木が納まっています。

しかしここにこだわってみると、玄関の印象がとても変わります。

納まり|それを知らない人からは提案されない

画像を参照ください。同じ玄関框の画像ですがなんとなく雰囲気が違うのがわかると思います。

これは框を最初の画像のような角材ではなく「板」にした例です。

框を板にすることで玄関巾木も薄くなり、仕上げがとてもシンプルになります。このようなアイデアを出すことを「納まりを考える」と言ったりします。

この納まり、たくさんの建築物を見たり、たくさんの工事を経験しないと思いつかないことが多くあるのです。

「美しい納まり」はその周辺部分の造りを考えてゴールするところ。適当に工事を進めて取り合い部を「納める」こととは意味が違います。

納まりを知れば楽しくなる

せっかくのマイホームです。細部の打ち合わせをぜひ楽しみましょう。

玄関だけにとどまらず、このような細部の納まりまで打ち合わせすることでマイホームへの愛着もより深くなります。

自分自身で家を建てた!リフォームした!という気持ちもしっかり残り満足度アップです。

まとめ|いい家に必要な納まりの提案

いかがでしょうか。

今回紹介した玄関框は代表的なものです。この他にも「納まり」を考えられる場所はたくさんあります。

いろんなイメージ画像を集めて、「こんな感じに仕上げて欲しい」というのも良いですが、納まりを考えることで住まいづくりの楽しさと、仕上がりの満足度がとても上がります。

京都市で家を建てるなら地元の工務店へ

 京都市で家を建てる場合、注文住宅でもリノベーションにおいても京都特有の環境に注意が必要です。景観条例に代表される京都独特の法令があるからです。また狭小道路や狭小土地なども京都ならではと言っても良いでしょう。

 地元での経験が長く、工事経験の豊富な工務店を選ぶことは皆さんの大きな安心へとつながることと思います。

あまねこう代表のプロフィール

この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表

営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー。実家は工務店。幼少より建築に触れながら育つ。大手ハウスメーカー、地域ビルダー、社員一人の工務店まで経験。営業マンからスタートし、それぞれの企業で事業マネジメントまで行う。2023年に独立。「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」など暮らしスタイルに必要な資格を活かし「家」ではなく「住まいづくり」というサービスの提供に力を入れている。