京都市西京区で自然素材で住まいづくりを手がける「あまねこう」の中川です。自然素材で、あまねこうが特にオススメするのは漆喰(しっくい)です。

大雑把に書きますが、漆喰とは「消石灰」「ふのり」「すさ」を混ぜたもの。
「ふのり」というのは海藻が原料の糊。ホームセンターなどで手に入る漆喰には化学合成接着剤が混ざっていて塗りやすくなっているのですが、この接着剤は漆喰の良さを消してしまうので、あまねこうはこのタイプの漆喰は使用しません。

◼︎漆喰は職人の技を感じることができる

さて、今回は漆喰の成分や効能の話ではなく、造形造作としての漆喰の良さをご紹介いたします。

なんといってもひと手間をかけているところが最高です。職人の技を感じることができるところです。クロスももちろん職人の技なのですが、漆喰だとオンリーワンの造形も可能で住まいづくりの思い出にもなります。

◼︎漆喰は経年変化を楽しめる数少ない建材

そして経年変化を楽しめるところ。

クロスは10年、20年経つと傷んでいるのがわかります。漆喰は汚れることはあっても傷むことがありません。年月の経過がデザインへと変化してくれるのが良いところです。

あとは調湿や吸臭の効果がとても高かったり、静電気が発生しないので埃が付着しないなどの効能が嬉しいのですが、そのあたりは機会を改めて紹介いたします。

↑築20年のクロス

あまねこうでの漆喰の施工例
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