現場監督の代表的な仕事とは

現場監督、現場を管理している人なのですが具体的に何をしているの?と問われるとどう答えるでしょうか。
現場監督が居るか居ないか、そしてその仕事の内容如何で、大切な住まいの出来具合が変わってくる。
当たり前のことなのですが、知っておいて欲しい情報をひとつご紹介します。
京都市西京区で自然素材を使った注文住宅を手がける「あまねこう」の中川です。

現場監督の仕事はかなり多岐にわたります。住宅会社によっては建材や資材の発注が別部門になっている会社もありますが、ほとんどは現場監督が発注業務を行なっています。
基礎工事、大工工事(木工事)、その他様々な工事のことを指して「工種」といいます。注文住宅でこの工種は30種類前後。この工種の数の適時発注、さらにそれぞれに必要な建材資材、工事のクオリティを管理することがメインの仕事です。
実は、かなり忙しいのです。

現場をスムースにかつハイクオリティにするために

建設現場はたくさんの職人さんが出入りします。その人の入退室の管理も必須です。昔は正直かなり適当だったのですが、現在では大切なお客様の資産を預かっているということ、そして職人さん自身の安全を確保、確認することが重要だからです。またその職人さんとのやりとりが工事のクオリティを左右します。
ビルなどの建設現場と違い、住宅などの工事では現場監督は常駐しません。適時現場に入り、確認、指示などを行って参ります。例えば、

画像はユニットバスの施工前の風景です。必要な情報を書き出しています。建材メーカーとの打ち合わせの際、メーカーはメーカーで管理担当者が打ち合わせに来てくれるのです。この場合、実際に施工する職人さんが来ないわけです。
その際のコミュニケーションロスを無くすために、指示書や議事録の他にこうやって現場そのものに指示を残します。
手間がかかるのですが、あるのと無いのとではどちらが安心でしょうか。
建築費用(見積もり)の高い、安い、という差にはこういった現場管理の姿勢も人件費として現れます。
お客様にはぜひ検討している住宅会社の工事中の現場を見学できる機会があればオススメします。
(余談ですが、構造見学会は不人気で来場者はほとんどありません。が、工事中の現場には住まいづくりを考えているお客様にとって大切な情報が満載です)

現場管理の考え方は住宅会社により違う

ちなみに「あまねこう」では、

住まいづくりスタートからの打ち合わせ・住宅ローンなどの営業的手続き・仕様書+仕上表の作成と確認・カーテンや照明などのインテリアの打ち合わせ・見積もり・業者さんや資材などの発注・現場の管理監督・アフターメンテナンス

これらすべてを代表の中川が行なっています。お客様とのコミュニケーションロスを無くし、しっかりとした住まいを提供したいと思っています。
故に同時にたくさんのお客様の現場をこなせません。一棟入魂で仕事をして参ります。